開講年度2015
科目名病弱者の心理・生理・病理
(全)開講学科心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者今本 利一
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
病弱児の理解と支援に向けて
科目のねらい
学齢児に多い先天的な疾患や先天異常を中心に、小中学校や特別支援学校で近年増加している発達障碍や虐待の子どもに関する理解や対応を幅広く基本的な学習をします。
到達目標
身体やその機能に関する基本的な事項、病弱児が抱える疾患や障碍、その病理や保健・心理について、DVDなどの視聴覚教材も使って講義します。病弱児の心理的・社会的な問題と支援についても広く理解を深めたいと思います。授業は基本的に、テキストに準じた形で進めること、受講生は受身ではなく、授業に主体的に参加していただくために、テキストの担当個所をまとめて発表していただくことにします。
授業の内容・
計画
1 ・オリエンテーション
  ・病気、障碍をめぐる動向(序章)
  ・子どもの発達(第1章)
2  感染症・免疫疾患についての理解  
3  循環器疾患の理解と支援(第4章)
4  呼吸器疾患の理解と支援(第5章)
5  悪性腫瘍の理解と支援(第6章)
6  腎臓・泌尿器疾患の理解と支援(第7章)
7  成長障碍・内分泌疾患の理解と支援(第8章)
8  消化器・肝臓・栄養障碍の理解と支援(第9章)
9  その他の疾患と、遺伝と脳の働きについて
10 神経系の疾患の理解と支援1(第10章)
11 神経系の疾患の理解と支援2(第11章)
12 発達障碍の理解と支援(第2~3章)
13 病弱児への心理的・社会的支援(第12~15章)
14 子どもの虐待について
15 まとめ
評価方法
(基準等)
授業態度(10%)、ミニテスト(30%)、ミニレポート(40%)、発表(20%)で、総合的に評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
身体および神経系の仕組みや機能、遺伝について、脳の構造と機能についてなど、基本的な知識を必要とします。したがって、この講義に関しては、それらの基礎的な学習が求められます。
教科書・
参考書
【テキスト】特別支援教育に生かす病弱児の生理・病理・心理 小野次朗 他編 ミネルヴァ書房 2400円
【参考文献】・よくわかる小児保健 竹内義博 他編 ミネルヴァ書房 ・よくわかる子どもの精神保健 本城秀次 編 ミネルヴァ書房 その他は、授業の中で紹介します。
参照URL
質疑応答
講義前後の時間に受け付けます。
備考
画像
ファイル
更新日付2015/02/12 21:17:41