開講年度2015
科目名教職実践演習(中・高)
(全)開講学科宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
グローバル英語学科 2007-2010年度入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年4年
担当者井上 知則
榊原 博美
二宮 克美
八谷 芳樹
山口 拓史
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 5時限
キャンパス


サブタイトル
教職課程における学びの軌跡の集大成
科目のねらい
 建学の精神「行学一体・報恩感謝」を基盤として1年次から学内外の資源を活用して学んだ学習知と実践知とを統合し、教職に関する学びの集大成として位置づける。使命感や責任感を伴った確かな指導力をもつ教員としての資質や実践力が身についているか確認し、客観的に評価する。
 授業は、講義や演習、プレゼンテ-ション、事例検討・ロールプレイ等を組み合わせて実施するが、実際の教育現場を想定して、現代的な教育課題等を取り込んだワ-クショップ型授業を積極的に展開する。

テ-マ:実践的、臨床的な観点から以下の4つのテ-マに分けて授業を展開する。
Ⅰ授業設計研究
(授業分析・評価、教材開発、指導技術等の授業づくりに関すること、テスト作成・評価に関すること)
Ⅱ学校教育体験活動(公開研究授業・研究協議への参加、体育大会等の学校行事体験など)
Ⅲ教育課題演習(学級崩壊、モンスタ-ペアレント等の現代の教育課題への対処法を事例検討する)
Ⅳ総合的な演習
(教育実習後、教育課題を班単位で調査・研究・発表する。各クラスの代表が全体会で発表する)
到達目標
学校教員として求められる以下の①~④の事項に関して、理解や把握の現状を確認し、自らの課題を見つけ、不足している知識や技能等を補うことができること。
①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項
②社会性や対人関係能力に関する事項
③子ども理解や学級経営等に関する事項
④教科内容等の指導力に関する事項
授業の内容・
計画
 全体を6クラスに分け、各クラスの正指導教員が全般的な指導に当たり、授業はオムニバス形式で行う。また、通常の授業とは別に学外活動を行う。更に学外から講師を招いて講演・講義等を合同で行う。授業ごとに記入した講義ノートにより評価を行う。

第1週:ガイダンス
 全クラス集合し、授業計画についての説明、必要書類等の配付などのガイダンスを行う。また、「教職課程履修カルテ」の記入を行う。

第2週:「教職実践演習を始めるにあたって」 ※正指導教員担当
 履修済み教職科目等を振り返って課題や問題点を明らかにする。
 第14回の発表会の予告とスタッフの選出をする。

第3週:「教師としての志を高める」 ※正指導教員担当
 各自が持参した「教職ポ-トフォリオ」を元に、自らを振り返り、教職に向かう決意を表明し、班内で共有し、クラスで発表する。その後、本学の教育理念、使命感や責任感、社会性や対人関係、子ども理解や学級経営、教科の指導力に関することなどについて教員がまとめる。

第4・5週:教育実習の振り返り ※各教科教育法担当教員が担当(教科ごとに分かれて受講)
 (1)学生による授業設計(教材探し、教材化、授業づくり、授業研究)、模擬授業及び相互評価、グループ討論(実習記録・実習時作成の指導案を改善して使用する)
 (2)教育実習の学級経営案の作成、発表、及びグループ討論

第6週:教科指導、生徒指導についての講演(*ゲストスピーカーによる)とパネルディスカッション


第7~12週のうち指定の2時間(2クラス合同で順番に受講):
【事例検討・ロールプレイ】
 学力差、学級崩壊、モンスターペアレント、虐待などに関する事例検討と、場面に応じた対処方法に関するロールプレイングを行う。
 (1)事例検討の方法と実践 ※八田純子担当
 (2)事例検討とロールプレイ ※吉川吉美担当

第7~12週(事例検討・ロールプレイの授業以外の時間):総合演習(グル-プワーク)※正指導教員
 取り組みたいテ-マを決め、研究、発表、評価する。KJ法など様々な技法を学習したり、グループワークのなかでファシリテ-ション能力を高める。発表形態はポスタ-又はパソコンを使用したプレゼンテ-ションとする。
 (1)テーマの選定
 (2)テーマに関する資料等の収集、研究、討議
 (3)グループでの発表資料の作成
 (4)発表資料のまとめ、クラス内発表、評価

【学外活動】
第13週:「1日フィールドスタディ」を行う。実施先と調整のうえ別の日に行うことができる。
 ※正指導教員の指導により、計画書及び報告書を作成する。

第14週:発表会 ※担当教員全員
 各クラスの代表チームによる全体発表会をポスター発表で行う。 

第15週:まとめ ※正指導教員担当
 報告書の作成、教職への資質能力の理解及び確認、最終評価を行う。
評価方法
(基準等)
授業ごとの評価(ノート、参加態度、授業内評価)正担当教員30点、教科教育法担当教員10点、事例検討・ロールプレイ10点、発表内容、報告書等を総合的に評価する
授業外の学修
(予習・復習)
毎回の授業のねらいに沿って、より実践的指導力に高めることができるように、これまでの教職課程での学びや教育実習での経験を問い直す作業に努めてください。
授業後、速やかに「教職実践演習ノート」を記入すること。
その他、各担当教員の指示に従ってください。
教科書・
参考書
テキスト:特に指定しない
参考文献:必要なプリント類を配付する。また、担当者が必要に応じて参考書等を紹介する
参照URL
質疑応答
各担当教員の指示に従ってください。
備考
画像
ファイル
更新日付2015/02/11 10:08:36