サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 特別活動は、学級会やホームルームの他、子どもの自主的・自治的活動や、スポーツ・文化の諸行事、入学式などの儀式や修学旅行など、教科外の領域を指し、教科とは異なる特別な教育的価値を有するとして、「教科外活動」と呼ばれてきた。そこにおいては、子どもが社会形成の主体として発達しゆくよう、自治的集団づくりや民主的な話し合い活動などが大切にされてきた。 今日、子どもの「貧困」が社会問題化し、人間関係のしんどさや自己肯定感の欠如など、発達上の困難を抱える子どもたちが顕在化しており、集団づくりや話し合いなど、特別活動の意義がますます高まっている。本講義は教師の実践記録の講読を通して、子ども観や教育観を豊かにし、実践的力量の形成に資することをねらいとする。 |
|
|
到達目標 | | ・特別活動の教育的意義、目的、歴史を理解する。 ・今日の子どもを取り巻く生活環境の諸問題を理解したうえで、子ども観及び教育観を豊かに持つ。 ・上記を踏まえたうえで、教師の役割を理解し、特別活動の指導法に関する基礎的力量を身につける。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 第1回 はじめに 第2回 特別活動の教育的意義、目的 第3回 教育課程における特別活動の位置づけ 第4回 今日の子どもを取り巻く家庭や地域社会 第5回 学校・学級における活動と地域とのかかわり 第6回 戦前における課外活動の変遷 第7回 学習指導要領における教科外活動、特別活動の変遷 第8回 実践記録を読み合う① 第9回 実践記録を読み合う② 第10回 実践記録を読み合う③ 第11回 特別活動と学級・学校づくり 第12回 特別活動と生徒指導、進路指導 第13回 特別活動の指導計画 第14回 特別活動の評価 第15回 まとめ |
|
|
評価方法 (基準等) | | 定期試験、小レポート(80%)、グループ討論、授業への参加態度(20%) |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 配布資料を読み、自らの考えを発表できるようまとめてくること。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | テキスト:折出健二編『特別活動』学文社 2008年。 参考書:文部科学省『中学校学習指導要領』『中学校学習指導要領解説―特別活動編』ぎょうせい。 文部科学省『高等学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領解説―特別活動編』東山書房。 その他、授業の際にプリントを配布する。 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | 授業時間の前後に、講義室および非常勤講師控室にて対応します。 |
|
|
備考 | | 配布資料を綴じるためのファイルを必ず準備してください。 |
|
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2015/02/12 09:35:13 |