開講年度2015
科目名社会と倫理
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者小城 拓理
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
生命から社会と倫理を考える
科目のねらい
生命科学や医療技術の発展を背景に、今、生命の倫理が問われています。そこで本授業では医療倫理学の世界にみなさんを招待することで、生命という観点から社会と倫理について考えてみたいと思います。医療倫理学とは、人間の生と死のあり方、あるべき姿を考える学問です。本授業では安楽死のような古典的問題から生殖補助技術やクローン人間といった新しい問題を学ぶことを通じて、社会と倫理について考えてほしいと思います。
到達目標
医療倫理学を学ぶことを通じて、社会と倫理について自分なりに考える力を養うことを目標とします。
授業の内容・
計画
この授業は現時点で以下のように進む予定です。
1. イントロダクション
2. 人工授精(1)――精子バンクと「天才児」
3. 人工授精(2)――精子提供者のプライバシーか、子どもの知る権利か
4. 体外受精(1)――もしも六つ子を妊娠したら
5. 体外受精(2)――精子提供と卵子提供
6. 代理出産(1)――美談か、ビジネスか
7. 代理出産(2)――その光と影
8. クローン人間――もう一人の「私」がいたら
9. 医療資源配分――命の選択を
10. 治療拒否と代理同意(1)――患者が治療を拒否したら
11. 治療拒否と代理同意(2)――子どもの命は誰のものか
12. 脳死・臓器移植(1)――脳死とは何か
13. 脳死・臓器移植(2)――臓器移植の現状と課題
14. 安楽死――「人間らしい最期」とは
15. まとめ
評価方法
(基準等)
学期末の定期試験(100点満点)などによって評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
授業では参考文献を多数紹介するので、図書館等で実際に手に取って読むことを強く勧めます。
教科書・
参考書
テキストは用いません。代わりに空欄を設けたレジュメをほぼ毎回配布します。どこに何を埋めるのかは指示するのでしっかりと集中して授業を受けて下さい。空欄を埋めたレジュメはそのテーマのテキストとなるでしょう。
参照URL
質疑応答
木曜3限
備考
授業中の私語は他の学生の受講の妨げとなるので厳禁します。場合によっては退出を命じることもあります。
画像
ファイル
更新日付2015/02/11 17:22:04