開講年度2015
科目名刑法Ⅱ(各論)B
(全)開講学科法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者三上 正隆
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
個々の犯罪の特徴及び固有の成立要件を学ぶ
科目のねらい
「法学〔刑法各論〕に関する専門的知識」(「法学部ディプロマ・ポリシー」1)を身に付けることを主たるねらいとする。
到達目標
刑法典各則に規定されている個々の犯罪の特徴及び固有の成立要件についての知識を習得するとともに、社会に生起する諸問題につき、理論的観点及び複眼的視点から検討し、一定の解答を与える能力(問題解決能力)を獲得する。
授業の内容・
計画
第1回  1項強盗罪(財物奪取後の暴行・脅迫、暴行・脅迫後の領得意思)
第2回  2項強盗罪(処分行為の要否)
第3回  事後強盗罪(成立要件、窃取と暴行・脅迫との関連性)
第4回  強盗致死傷罪(暴行・脅迫と死傷との関連性)
第5回  詐欺罪Ⅰ(欺罔行為の態様)
第6回  詐欺罪Ⅱ(交付行為)
第7回  詐欺罪Ⅲ(財産的損害)
第8回  恐喝罪(権利行使と恐喝)
第9回  横領罪(諸類型と保護法益、「横領」の意義、不法領得の意思)
第10回  背任罪(罪質、任務違背行為の意義、財産上の損害)
第11回  盗品等関与罪(保護法益)、毀棄・隠匿罪(毀棄の意義)
第12回  放火罪(人の現住性・現在性、「焼損」の意義)
第13回  文書偽造罪(保護法益、文書・偽造の意義、諸類型の概観)
第14回  犯人蔵匿罪・証拠隠滅罪、賄賂罪
第15回  全体のまとめ
評価方法
(基準等)
定期試験(資料持込不可)の成績による。
授業外の学修
(予習・復習)
知識の定着を図るため,授業毎に,レジュメや教科書等を使って復習すること。詳細については,「オリエンテーション」の際に説明する。
教科書・
参考書
テキスト:山口厚『刑法 第3版』(有斐閣、2015年) ※同第2版の使用も可
参考文献:「オリエンテーション」の際に紹介する。
参照URL
質疑応答
オフィスアワー:火曜日5限,研究室(6525)
備考
・刑法各論の全体的理解のために、刑法Ⅱ(各論)A・Bの継続履修が望ましい。
・授業中は他の受講生に迷惑をかけないように注意すること(私語厳禁)。
画像
ファイル
更新日付2015/02/12 12:11:35