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科目のねらい | | 個人が政治的・社会的問題に関心を持ち、それらについて必要な判断能力を持つことは、民主的社会に生きる個人にとって必要不可欠であると思われます。この講義のねらいは、統治機構の基本を理解し、統治において生じている諸問題について自律的に判断する能力を養うことにあります。 |
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到達目標 | | この講義の到達目標は、①国民主権や権力分立といった基本概念を学ぶことで、統治機構がどのような理念に基づいて組織されているのかを理解すること、②国会・内閣・裁判所の役割とそれぞれの関係を学ぶことで、代表民主制と違憲審査制とがどのように制度化され、民主主義と人権保障がどのように行われているのかを理解すること、③統治に関して生起する現代の諸問題について、批判的に読み解くことができるようになることです。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業は基本的に講義形式で行います。スケジュールは次の通りです。
01. 国民主権 02. 権力分立 03. 国会(1) 国会の地位―全国民の「代表」の意味 04. 国会(2) 選挙制度と政党の役割 05. 国会(3) 国会の組織と活動―二院制・国会議員の地位 06. 国会(4) 国会と議院の権能 07. 内閣(1) 議院内閣制 08. 内閣(2) 行政権の意義・内閣の組織と権能 09. 裁判所(1) 司法権の概念 10. 裁判所(2) 司法権の限界/裁判所の構成・権限 11. 裁判所(3) 司法権の独立/裁判員制度 12. 地方自治と財政 13. 憲法の保障と違憲審査制(1) 14. 憲法の保障と違憲審査制(2) 15. 憲法と立憲主義 |
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評価方法 (基準等) | | 成績評価は、定期試験の結果(70%)、レポート・小テストなど(30%)に基づいて行います。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習・復習・課題等については、レジュメに記載されているので、レジュメを参照してください。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書として、芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法(第5版)』(岩波書店、2011年)を使用します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問がある場合には、授業後かオフィスアワーに質問してください。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/10 16:53:37 |