サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 原価会計論(AおよびB)では、原価計算について講義します。原価計算とは文字通り「原価を計算すること」を意味し、経営学の領域には「測定できないものは管理できない」という言葉があるように、原価計算は企業などの組織を管理するうえでの基盤的な位置を占めているといえます。しかし、一概に「原価」といってもその概念は様々であり、またその計算方法も多様です。 原価会計論(AおよびB)では、これらの原価の概念および計算方法について、包括的な知識の獲得を目的とします。 |
|
|
到達目標 | | 原価会計論Bでは、企業における経営上の判断に資する原価計算について、それらの具体的な手法や、どのような情報がどのような計算方法によって得られ、それらの情報がどのように経営に活用されるのかということについて学習します。本講義での授業および計算問題演習を通じて、これらの原価の計算方法に関する知識の習得と、実際にそれらの計算方法を駆使して原価を計算できるようになること、そして経営においてなぜ原価情報が有用なのかについて理解することを目標とします。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 1. 講義の概要および原価会計論Aとの関係について 2. 原価会計論Aの復習(原価の費目別計算・部門別計算、個別原価計算) 3. 原価会計論Aの復習(総合原価計算) 4. 標準原価計算の意義 5. 標準原価計算の手法 6. 直接原価計算 7. 損益分岐点分析 8. 意思決定と原価計算 9. 差額分析の原価概念 10. 伝統的原価計算の意義・手法・限界 11. 活動基準原価計算 12. 品質原価計算 13. 環境経営と原価計算 14. ライフサイクルコスティング 15. 本講義のまとめ |
|
|
評価方法 (基準等) | | 期末試験(60%)、小テスト(30%)、授業態度(10%)で評価。 |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 計算問題演習は講義中にも実施しますが、講義では理論に関する説明が中心となります。しかし、知識の定着には多くの問題を解くことが必要なので、講義後はその回に学んだトピックについての計算問題を可能な限りたくさん解くことによって復習するようにしてください。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | 【教科書】谷 武幸著『エッセンシャル原価計算』中央経済社 2012.3. \2,808 【参考書】加登 豊著『インサイト原価計算』中央経済社 2008.8. \2,592 初学者にはやや難しいかもしれませんが、計算手法とその背景にある考え方や理論を、バランスよく理解できます。 ※その他、問題集等については適宜講義にて指示します。 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | オフィスアワー:月曜日16時~17時(名城公園キャンパス2911研究室) ※来室の際はメールにて事前にアポイントメントを必ず取ってください。 |
|
|
備考 | | 1. 春学期開講の原価会計論Aと併せて履修することで原価会計論全体の知識が体系的に習得できます。本講義では、原価会計論Aを履修していること、あるいは原価会計論Aで学習する知識について習得していることを前提として授業を進めていきます。 2. 授業中の私語は厳禁します。 3. 計算問題演習等で電卓が必要な際は、適宜指示します。 4. 講義は履修者の理解を第一に優先し、適宜進捗速度を変化させ対応します。 |
|
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2015/02/12 23:34:03 |