開講年度2015
科目名公衆栄養活動論 B
(全)開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者森 圭子
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
公衆栄養マネジメント(応用)
科目のねらい
公衆栄養政策への理解および公衆栄養活動を効果的に進めるための方法とスキルの習得
到達目標
公衆栄養活動は、国、都道府県、市町村、または地域社会における健康の保持・増進および生活習慣病の一次予防をはかるために実施する組織的な栄養活動である。地域社会の健康・栄養問題・関連要因の把握・分析を通じて、関係者や関係機関との連携や協議を促し、地域に即したプログラムの計画立案、実践、評価、フィードバックを行うマネジメント能力が必要とされる。そのオーガナイザーとしての力を養うとともに、プリシード・プロシードモデルの理解を通して、地域における公衆栄養活動がどのように行われているのかを理解する。
授業の内容・
計画
1.公衆栄養学の振り返り(国家試験問題にて)
2.栄養士法
3.地域保健法(保健所)
4.母子保健法(保健センター、保健師とのかかわり)
5.健康増進法
6.我が国の健康づくり運動
7.健康日本21と健康日本21(第二次)
8.高齢者の医療の確保法と特定健診・特定保健指導(メタボリックシンドローム)
9.食育基本法、第2次食育推進計画
10.地域組織化活動と住民参加、ヘルスプロモーション
11.地域栄養活動への活用(介護保険制度への対応)
12.プリシード・プロシードモデルの理解
13.プリシード・プロシードモデル演習(減塩運動、早寝早起朝ごはん運動、糖尿病有病率の減少等)
14.公衆栄養活動の評価(経過・影響・結果評価、経済評価、短・中・長期評価)
15.ゲストスピーカーによる講話「行政栄養士の役割」
 試験
評価方法
(基準等)
授業への主体的な参加度(態度、質問)20%、小テスト・中間テスト(30%)、期末試験(50%)により、総合的に評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
 予習はキーワードを中心に教科書で、復習は教科書と配布物、国家試験問題にて内容の理解をしていってください。国家試験過去問題は公衆栄養学と同様にスマホを活用してください。
教科書・
参考書
テキスト
独)国立健康・栄養研究所監修,田中平三、徳留信寛、伊達ちぐさ編:健康・栄養学シリーズ 公衆栄養学改訂第4版.南江堂,2010(3年春学期の公衆栄養学で購入済み)
参考書
①笹谷美恵子、江田節子ら編著:実践事例から学ぶ地域栄養活動論 地域社会の健康づくりがわかる、同文書院、
②伊達ちぐさ、徳留裕子、吉池信男編:食事調査マニュアル 改定第2版. 南山堂(2年秋学期の食事調査演習で購入ずみ)
参照URL
1.健康日本21(第二次)
2.第2次食育推進計画
3.健康増進法
質疑応答
講義後やオフイスアワーを活用してください(通年火曜3・4・5限)。
備考
プリシード・プロシードモデルの理解ではグループ演習となります。授業中の積極的な発言や質問が多いほど得点が高くなりますので、積極的に参加してください。
画像
ファイル
更新日付2015/02/12 00:33:26