サブタイトル | | 実験を通して遺伝子の働きと代謝反応について理解する |
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科目のねらい | | 生化学実験の基本的な概念や方法についてはすでに生化学基礎実験で学んでいる。生化学応用実験では、遺伝子の構造、遺伝子の発現誘導とタンパク質合成、代謝反応の変化について、実験の原理や実験方法を学習すること、結果を読み取り、それらの意味について説明できるようになることを目的とする。 |
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到達目標 | | 特に、次の3項目を重要課題とする。 1.知識:遺伝子の構造と発現のしくみ、外来遺伝子による形質転換のしくみについて説明できるようになる。ヒト遺伝子を取扱う場合の注意点について説明できるようになる。代謝反応によって生じる組織や細胞の変化を説明できるようになる。 2.態度:生化学の反応や現象に関心や探究心をもち、積極的に実験に参加する。結果を正しく実験ノートに記録し、図表に整理する。結果の意味について意欲的に調査探求する。 3.技能:比色定量、遠心分離、電気泳動法、免疫組織化学など、生化学反応を研究する方法を習得し適切な結果をだせるようになる。また、それらの過程や結果及びそこから導きだした自らの考えをレポートとして的確に表現できるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.オリエンテーション 2〜3.ウェスタンブロッティングによる血清タンパク質の検出 4〜5.ヒトゲノムDNAの特性:ヒトの細胞よりゲノムDNAを抽出する。PCR反応とアガロースゲル電気泳動によって、ゲノムの多型とミクロサテライト変異を検出する 6〜8.大腸菌の形質転換、組換えタンパク質の発現誘導 9.中間試験 10 〜12.組織化学法:絶食によるグリコーゲン代謝の変化. 13 .小腸アルカリ性ホスファターゼの酵素反応と阻害剤の作用 14.血清に含まれるアミノ基転移酵素の検出 15.まとめと片付け 16.まとめ試験 |
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評価方法 (基準等) | | 目標が達成されたかどうかは、項目ごとに評価する。 1.知識(50 %)、試験の点数 2.態度・技能(50 %)、提出物の内容、実験ノートの記述状況 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 実験当日までに、予習の課題と実験の手順をノートにまとめる。実験終了後は、結果を整理しながら復習を行う。 |
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教科書・ 参考書 | | テキスト:オリエンテーションの時に配布する資料をテキストとして使用する。 参考文献:生命科学のための化学実験、東京教学社 生化学実験法、八木達彦、東京化学同人 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/11 14:23:03 |