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科目のねらい | | 脳卒中,がん,心臓病などのいわゆる成人病の発症や進行には,生活習慣が深く関与していることが明らかになったとして,平成8年(1996年)に厚生省(現厚生労働省)の公衆衛生審議会では,従来使用されてきた「成人病」に代わって,「生活習慣病」を行政用語として使用することを提唱した.これを受けてわが国の健康政策は,「成人病」の早期発見早期治療という二次予防主体から,生活習慣の改善による発症予防という一次予防主体へと転換された.つまり,対象を病人とその疑いのある人のみでなく,広く健康人にまで拡大し,対象年齢も中高年に限っていた「成人病」から,生活習慣を形成する小児や青年にまで広げた. 健康科学科は,この生活習慣病対策の一環として,子供から高齢者に至るまで,年齢や生活に応じて適切な健康指導をできる人材を養成することを教育目的のひとつとしている.したがって,本講義は,健康科学科での学びの集大成となる. |
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到達目標 | | 生活習慣病のメカニズムを理解し,その対策を具体的に説明できる. |
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授業の内容・ 計画 | | 以下の予定で授業を展開するが,実際の習得度に応じて変更がある.なお,講義期間中に中間試験を1回実施する予定である.
1. メタボリックシンドローム 2. 肥満症① 3. 肥満症② 4. 高血圧症① 5. 高血圧症② 6. 高脂血症① 7. 高脂血症② 8. 糖尿病① 9. 糖尿病② 10. 虚血性心疾患① 11. 虚血性心疾患② 12. 運動負荷試験の方法 13. 骨粗鬆症 14. 運動プログラムの作成① 15. 運動プログラムの作成② |
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評価方法 (基準等) | | 中間試験結果(40%),学期末試験結果(60%)を基準として,授業への参加状況(課題提出,遅刻,早退,私語,居眠り等)等を加えて総合的に評価する. |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業中に実施する課題の内容について,復習をすること. |
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教科書・ 参考書 | | [テキスト] テキストは指定しない.講義時に配付するハンドアウト(資料)で講義を進める. [参考書] 1. (財)健康・体力づくり事業財団:健康運動指導士養成講習会テキスト(上)(下) 2. (財)健康・体力づくり事業財団:健康運動実践指導者用テキスト 3. 佐藤祐造(編著):運動療法と運動処方 改訂第2版.文光堂,2008 その他,参考となる書籍,文献等は,随時紹介する. |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業前後およびオフィスアワーで対応します.オフィスアワー以外でも事前に連絡をもらえば可能な限り応じます. |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/12 12:53:58 |