サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | この講義では,言語聴覚士の国家試験出題基準に示されている学習認知心理学領域の項目を解説する。そして授業時に,その回の講義の要約をレポートとして課す。言語聴覚士の職務には広範な学問領域の知見の理解が求められ,負担は軽くないと察せられるが,授業期間にこの領域の基本的事項を確実に修得することをめざす。 |
|
|
到達目標 | | 言語聴覚士国家試験出題基準の,学習認知心理学領域の事項を確実に修得する。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 言語聴覚士資格の国家試験出題基準に示されている項目を解説する。 中項目の区切りごとに,小テストを実施する(4,7,10,12,14週に予定)。
1週: オリエンテーション 授業の概要,参考資料の紹介など 2週: 感 覚(1) 感覚の種類/感覚可能範囲と感度/物理量と心理量 3週: 〃 (2) 感覚内の次元(感覚モダリティ)/感覚の統合/順応と対比 4週: 知覚・認知(1) 色彩感覚/奥行き知覚/図地の分化と形態知覚(パターン認識を含む) 5週: 〃 (2) 運動知覚/知覚恒常性/運動協応 6週: 〃 (3) 認知地図(空間定位)/対人知覚/感覚遮断 7週: 学 習(1) 動機づけ/要求水準/古典的条件づけ 8週: 〃 (2) オペラント条件づけ(道具的条件づけ)/強化/弁別学習 9週: 〃 (3) 技能学習/社会的学習/学習の転移 10週: 記 憶(1) 記憶過程(記銘,保持,想起/符号化,貯蔵,検索)/記憶の分類/短期記憶 11週: 〃 (2) 長期記憶/記憶範囲,記憶容量/忘却 12週: 思 考(1) 問題解決/概念形成/概念の獲得/概念の構造 13週: 〃 (2) 象徴(シンボル)機能/イメージ/図式(スキーマ)/推理 14週: 言 語(1) 非言語的,前言語的コミュニケーション/象徴・記号・言語/言語使用と知識 15週: 〃 (2) 言語理解と産出/言語と認知/言語と思考 レポート(言語聴覚士資格国家試験の過去問題の解説)の提出 |
|
|
評価方法 (基準等) | | 授業時のレポート(約10%),小テスト(約20%),言語聴覚士資格国家試験の過去問題の解説レポート(約20%),および学期末試験(約50%)により評価する。ただし,受講生の学習状況に応じて,若干この配分を変えることがある。 |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | ・図書館や心理学科の書庫を利用し,基礎的な用語を調べる。 ・言語聴覚士国家試験の過去問題に取り組み,解けなかった問題の解説を作る。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | |
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | |
|
備考 | | |
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2015/01/27 18:32:25 |