開講年度2015
科目名特殊講義4b(態度の心理学)
(全)開講学科心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者八田 武俊
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
科目のねらい
態度とは人が他者や物事などに対して抱く評価、感情を指し、個人の行動にも影響する重要な心理学的概念である。こうした態度は対人関係や個人の理解にとって大きな役割を果たす。本講義の第一の目的は、学生が態度の形成や機能、または行動とのかかわりについて理解することである。第二の目的は、そうした態度の測定について学び、学生が態度に関するデータを適切に得ることができるようになることである。
 次に態度は変わることから、態度の変容について学ぶ。具体的には対人関係において態度の変容を促す説得や交渉について講義を行う。ここでは、学生が対人葛藤場面においてよりよい解決が図れるようになることを目的とする。
到達目標
態度の概念や仕組みについて理解し、良好な対人関係を築くためのスキルを習得すること。
授業の内容・
計画
1.態度の定義
2.態度の構造
3.態度の強度
4.態度の機能
5.態度の測定に関する基本的概念
6.具体的な測定法と問題点
7.強化論的観点による態度形成
8.認知論的観点による態度形成
9.態度変容における均衡理論
10.認知的不協和理論
11.説得の促進因Ⅰ
12.説得の促進因Ⅱ
13.説得の技法
14.交渉の基本的概念
15.交渉と統合的合意
評価方法
(基準等)
基本的に定期試験の成績によって単位認定を行う。
授業外の学修
(予習・復習)
前回までの内容について理解しておくこと。
教科書・
参考書
教科書は使わず、講義中のプリントやスライドを代わりとする。
参照URL
質疑応答
授業後に当該教室にて受け付ける。
備考
毎回出欠をとり、全講義回数の1/3を超えて欠席すると定期試験の受験資格を失うので、公欠の際は必ず申し出てください。
画像
ファイル
更新日付2015/02/12 10:59:40