開講年度2015
科目名日本文化特講8(漢字と文化Ⅱ)
(全)開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者長谷川 昌弘
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
『説文解字』を読んでみよう
科目のねらい
 日本文化に多大な影響を与えた漢字について、その成立と原義を探る。漢字は必ずしも成立から現在まで統一した意味を保持したわけではなく、変遷を続けてきた。そこで本講では中国最古の字書ともいわれる『説文解字』を実際に読んでみることによって、中国人本来の叡智にふれるとともにその変遷及び日本への影響について考察する。
到達目標
 『説文解字』叙文を実際に読解することにより、なんとなく理解したつもりになっていた漢字の成立について改めて認識することができるとともに、本文の読解に挑戦することにより漢字本来の深い意味等々をも理解できるようになり、まさに漢字と文化を総合的に理解することができるようになることを目標とする。
授業の内容・
計画
 1.『説文解字』とはなにか
 2.『説文解字』叙文読解
 3.   〃         ― 指事文字
 4.   〃         ― 象形文字
 5.   〃         ― 形声文字
 6.   〃         ― 会意文字
 7.   〃         ― 転注文字
 8.   〃         ― 仮借文字
 9.   〃         ― 書体
10.   〃   本文読解
11.   〃
12.   〃
13.   〃
14.   〃
15.まとめ
評価方法
(基準等)
授業態度・参加度4割、学期末のレポ-ト6割で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
叙文、本文とも漢文のため、あらかじめ読解に挑戦しておく予習が必要不可欠になる。講義後復習として改めて読みなおしてもらうことにより、漢字本来の深さを本当に認識することができる。
教科書・
参考書
教科書はコピ―を配布する。
参考文献 白川静『説文新義』五典書院1969,7
       尾崎雄二郎『訓読説文解字注』東海大学出版会1991,2
参照URL
質疑応答
毎回講義終了後に、口頭及び文書にて受け付ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2015/02/09 21:01:32