開講年度2015
科目名言語と文化Ⅱ
(全)開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者三木 理
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
日本語の語彙(ケーススタディ-地名、人名、社会方言)
科目のねらい
「言語と文化Ⅰ」で学んだことを基礎として、日本語の語彙についてさらに深く学び、理解を深めることを目的とします。具体的な事例として、地名、人名、社会方言をトピックとして採り上げ、その特徴等について考察していくつもりです。
到達目標
 単に日本語の語彙に関する知識を増やしたり、単語数を増やしたりするだけでなく、日本語の語彙に対して自分なりに問題意識を持ち、理論的に考察する習慣を身に付ける。2年生に関しては、この授業の受講を契機として、ゼミでの研究テーマ(のヒント)を見つけてもよい。 
授業の内容・
計画
1.授業の進め方と諸注意
2.地名1
3.地名2
4.地名3
5.人名1
6.人名2
7.人名3
8.ここまでのまとめ
9.社会方言1(性別と語彙)
10.社会方言2(職業と語彙1)
11.社会方言3(職業と語彙2)
12.社会方言4(世代と語彙1)
13.社会方言5(世代と語彙2)
14.社会方言6(属性と語彙)
15.ここまでのまとめ
毎回、授業中に課題を出す予定です。内容は、講義内容にかかわる問題やクイズ、前回の講義内容の確認など、様々です。
評価方法
(基準等)
定期試験50%、授業参加度25%、提出物(課題)の内容25%
授業外の学修
(予習・復習)
 講義内容に関する自発的な予習・復習を推奨します(例:参考文献を読む、新聞・雑誌・インターネット等から具体例を探す)。
 また、「語彙が中心」といいながらも、関連する様々な分野に言及することもあるかと思いますので、「言語学」「日本語学」「日本語の文法」など、関連のある科目を受講することを推奨します。
教科書・
参考書
<テキスト>
特になし。毎回プリントを配布します。
<参考文献>
入門的なもの:
・沖森卓也編著2010『日本語ライブラリー日本語概説』朝倉書店
・加藤彰彦他編1989『日本語概説』おうふう
・奥宮敬之2007『苗字と名前を知る事典』東京堂出版
・米川明彦1998『若者語を科学する』明治書院
やや高度なもの:
・鏡味完二・鏡味明克1984『地名の語源 角川小辞典13』角川書店
・真田信治2006『社会言語学の展望』くろしお出版 など
他、授業中に適宜紹介します。
参照URL
質疑応答
原則として授業終了後に教室で対応します。
備考
授業中の私語は厳禁します。私語は講師ならびに受講者に対する重大な妨害行為です。
画像
ファイル
更新日付2015/02/06 16:46:07