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科目のねらい | | 春学期の欧米文化特講Iaでは、個人と個人とのコミュニケーションというミクロの視点から社会における言語の役割を学びました。この授業では、視点を大きく広げ、個人ではなく社会集団というよりマクロな視点から言語の社会的役割について学びます。秋学期の授業では、社会の構造、性差、民族のアイデンティティーなどが言語に及ぼす影響、言語や方言の使い分け、若者ことば、ことばの変化といった社会言語学的な問題がこの授業の主なテーマです。コミュニケーションを巨視的にとらえることにより、日頃気付かない言語の役割が浮き彫りとなります。 |
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到達目標 | | 言語の社会的な役割、言語と民族性の関係、言語のバリエーションの社会的役割などについて深く理解する。 |
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授業の内容・ 計画 | | この授業では、隔週で配布する記入式プリントをテキストとして用い、それを中心に授業を進めます。ただし、必要とあれば配布資料やパワーポイントなどを用いてプリントの内容を補完します。授業中は皆さんにもいくつかの問題について考えていただく機会を設けますので、積極的な参加を期待します。授業のスケジュールは次のとおりです。
1. 社会言語学とはなにか 2. 変種とはなにか (1) 3. 変種とはなにか (2) 4. ことばと民族帰属性 (1) 5. ことばと民族帰属性 (2) 6. ことばと民族帰属性 (3) 7. ことばの選択と言語の消滅 8. 社会階級とことば (1) 9. 社会階級とことば (2) 10. ことばとジェンダー (1) 11. ことばとジェンダー (2) 12. ことばとジェンダー (3) 13. 変種の選択と場面 (1) 14. 変種の選択と場面 (2) 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 授業への取り組み (約40%) と試験 (約60%) により評価します。試験は定期テストを実施します。詳しくは最初の授業で説明します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業の性質上、予習は必要ないが、プリントの授業で進んだ部分を次の授業までに復習しておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業終了前の数分間またはオフィスアワーで授業についての質問に答えます。 |
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備考 | | 前田ゼミに所属する人は、ゼミの性質上、この授業を受講することが望ましい。また、授業の妨げとなる私語、エスケープ、許可なきスマートフォンの使用厳禁。 |
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更新日付 | | 2015/02/05 13:22:47 |