| サブタイトル | | |
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| 科目のねらい | | | 本講義では、まず民主化運動の挫折の上に成り立った統一ドイツ帝国の成立と敗北までを概観する。その後、「当時最も民主的な憲法」をもつ国家として成立したヴァイマル共和国からナチス・ドイツ、いわゆる「第三帝国」への変異について考察する。 |
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| 到達目標 | | | ナチス体制を近代以来ドイツが歩んだ「特有の道」の結末として位置づけるとともに、ドイツでのナチスの解釈をめぐる論争から、歴史と向き合う姿勢について議論する。 |
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授業の内容・ 計画 | | はじめに 講義の概要、目標(第1講) 1.統一とドイツ帝国(第2~5講) ・「統一」と「民主化」のナショナリズム ・ビスマルク体制 2.福祉国家ヴァイマル共和国の現実(第6~9講) ・世界大戦とその敗北から生まれた国家 ・「当時最も民主的な憲法」 ・経済危機と社会保障 3.ナチス・ドイツ(第10~13講) ・政権掌握の過程 ・ナチスと福祉政策 ・「ファシズム」・「全体主義」・「独裁」 おわりに ドイツ歴史家論争と歴史への視座(第14・15講) |
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評価方法 (基準等) | | 講義中に行う小テスト(30%) 定期試験 (70%) |
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授業外の学修 (予習・復習) | | | 一般的な年表に記載される程度の事項についてはあらかじめ理解しておく。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は使用せず。 参考文献は講義の中で適宜紹介する。 |
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| 参照URL | | |
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| 質疑応答 | | |
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| 備考 | | | 春学期の「欧米諸国史Ⅰ 」との連続での受講が望ましい。 |
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| 更新日付 | | 2015/02/06 14:00:01 |