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科目のねらい | | 昭和戦前期政治史研究の基本資料である『木戸幸一日記』を読解し、近代史研究の基礎を養う。木戸幸一は昭和戦前期の政治家で、長く政治の第一線にいた。特に1940年以降は宮中最高ポストである内大臣に就任し、後継内閣首班選定に大きな影響力をもった。東條英機を総理大臣に強く推したのも木戸である。『木戸日記』は東京裁判の過程で公になり、今日に至るまで近代政治史研究をする上で、避けては通れない資料となっている。ただ、それだけ重要な資料であるものの、近年さまざまな天皇・宮中周辺の資料が公開されており、各種資料と突合せ検討する、資料批判の必要性が今日より多く求められている。新資料などを活用しながら批判的に『木戸日記』を読解していきたい。 |
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到達目標 | | この授業によって、近代における日記資料の活用の方法を学ぶことができる。春学期では、読解が中心であったが、秋学期では、関連資料との比較検討に重きを置く。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1、ガイダンス 2、『木戸日記』と昭和戦前期の主要資料について 3、時代背景の解説 4、資料講読・発表と質疑応答 昭和13年 5、資料講読・発表と質疑応答 昭和14年 6、資料講読・発表と質疑応答 昭和15年① 7、資料講読・発表と質疑応答 昭和15年② 8、資料講読・発表と質疑応答 昭和16年① 9、資料講読・発表と質疑応答 昭和16年② 10、資料講読・発表と質疑応答 昭和17年 11、資料講読・発表と質疑応答 昭和18年 12、資料講読・発表と質疑応答 昭和19年① 13、資料講読・発表と質疑応答 昭和19年② 14、資料講読・発表と質疑応答 昭和20年 15、まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 授業への参加度を前提に、発表(50%)とレポート(50%)で評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習として、担当する箇所の講読、関連資料との比較検討すること。また、授業で習った箇所の復習を行うこと。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2015/02/06 09:27:38 |