開講年度2015
科目名日本史専門講読A-Ⅱ
(全)開講学科歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者松薗 斉
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
女性史を通じてみる中世の社会と文化
科目のねらい
 春学期の専門講読で身につけた知識及び理解をさらに深め、卒論作成の前提となる実践的な訓練を行う。
 中世の女性史の様々な問題をテーマ別に史料とともに読んで解釈し、その歴史的背景を説明できるようにする。
到達目標
 自分が担当した史料について、原文をさがし、解釈し、参考文献を収集して読解し、レジュメにまとめて、その歴史的背景を説明する。その過程を通じて、様々な形で存在する史料を見つけ出す力、歴史学で使われる様々な文献の収集や整理の仕方を身につける。
授業の内容・
計画
1 政治史で活躍した女性
  第1講 女院
  第2講 北条政子
  第3講 日野富子
2 女性をめぐる中世法
  第4講 逃散と女の作法
  第5講 密懐 3 婚姻・妻・財産
  第6講 婚姻形態の変化
  第7講 妻の役割
  第8講 相続と女性
  第9講 女性を媒介として族的結合
4 女性と宗教
  第10講 変成男子・けがれ・血盆経
  第11講 縁友 5 庶民の女性
  第12講 説話に見える庶民の生活
  第13講 惣村と女性
  第14講 町の女性
  第15講 遊女
評価方法
(基準等)
・発表内容
 基礎的な手続きがされているか(原文、内容の読解、参考文献の収集)
 積極的にそのテーマに取り組んでいるか(レジュメの内容)。
 他の発表者のテーマにも関心を持って聞き、それを自分の発表に生かす努力をしているか。
  
授業外の学修
(予習・復習)
必ずテキストの【解説】のページを読んで授業に臨むように。
他の発表者のレジュメをよく検討し、自分のに生かす試みを。
教科書・
参考書
テキスト;総合女性史研究会編『史料にみる日本女性のあゆみ』(吉川弘文館)
参照URL
質疑応答
いつでも研究室及び授業の前後に応ずる。
備考
画像
ファイル
更新日付2015/02/10 17:42:50