開講年度2015
科目名宗教学英書入門Ⅱ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者林 淳
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
都市伝説を考える
科目のねらい
この授業は、英語文献を使って、都市伝説を読むことである。アメリカの都市伝説は落語のような話から恐怖物まで幅広くあるジャンルだが、できるだけアメリカの宗教状況を反映しているものを選んで読み、アメリカ宗教史のことも知ることができるようにしたい。都市伝説を対象にした話では、いずれも断片的な面白さで終ってしまい、アメリカ宗教史を全体的に見る、あるいは日米の都市伝説の違いについて体系的に考察する。
到達目標
アメリカの都市伝説研究の第一人者、Jan Harold Brunvandの都市伝説集成を読む。日本民俗学における伝説、昔話の研究と比較して、アメリカと日本の口頭伝承の違いと、文化的背景の違いについて考察する。都市伝説がうまれる社会的な要因とメディアの関連についても考えてみたい。
授業の内容・
計画
〈前期〉
1.テキストの紹介と配布資料の配布
2.60年代の都市伝説
3.アメリカ都市伝説の特徴
4.ドーベルマンが咽ている(1)
5.ドーベルマンが咽ている(2)
6.カトリック系の都市伝説(1)
7.カトリック系の都市伝説(2)
8.インディオの伝説
9.サボテンの謎
10.蛇にかまれる
11.パーティもの
12.新しい機械をおそれる
13.日本の都市伝説を考える(1)
14.日本の都市伝説を考える(2)
15..まとめ
評価方法
(基準等)
毎回、出席をとり、小テストを行う。授業中にあらかじめ指定された箇所の翻訳を学生におこなってもらう。学期末には試験を実施する。授業態度・小テストによって50%、試験によって50%で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
事前に配布資料を読んでおくこと。復習として授業内容をまとめ、関連する参考文献を読み、配布資料の理解を深めること。
教科書・
参考書
テキストは、第1回と第2回の授業の時に配布する。それ以降は配布しないので、注意すること。
参照URL
質疑応答
研究室(3520)で質問を受け付ける。オフィスアワー(木曜日昼休み)以外でも、事前連絡があれば面談可能。
備考
翻訳をあてられた場合には、無断欠席しないこと。デスカッションタイムを設けるので、積極的に参加すること。
画像
ファイル
更新日付2015/02/08 09:34:51