開講年度2015
科目名ドイツ文化事情
(全)開講学科法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者糸井川 修
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
オーストリアとウィーンについて知ろう
科目のねらい
ドイツ語圏の歴史・文化・芸術に関する知識を身につけ、広い視野から自分や日本を見つめ直し、世界の多様な文化と価値観への理解を深めること。
到達目標
ドイツ語が日常的に話されている国は、ドイツだけではありません。人口およそ800万人のオーストリアも、またドイツ語圏の国です。現在のオーストリアは決して大きな国ではありませんが、歴史的に見れば、ウィーンは13世紀から第一次世界大戦が終わるまでの約640年間、中央ヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国の都として栄えてきた都市です。その芸術と文化はとりわけ19世紀末に大きく花開きますが、長い歴史の中で、ウィーンは数多くの遺産を残し、多くの著名な文化人と芸術家を輩出しました。
この授業では、現在も世界の人々を魅了してやまないオーストリアとウィーンの歴史・文化・芸術を学び、日本との違いについても考えながら、世界の多様な文化・価値観に対する理解を深めます。
授業の内容・
計画
授業で扱う項目は、以下のとおりです
1.ガイダンス オーストリアとウィーン
2.ウィーンの歴史の概略1
3.ウィーンの歴史の概略2
4.世紀末ウィーン リング・シュトラーセの建設
5.世紀末ウィーンの政治・社会状況
6.ウィーンのカフェ―
7.ウィーンの三宮殿
8.音楽1 ベートーヴェン
9.音楽2 ウィーンのオペレッタ、ヨハン・シュトラウス父子
10.美術 グスタフ・クリムトとエゴン・シーレ
11.世紀末ウィーンの文学
12.ウィーンを舞台にした映画
13.ウィーンの近代建築
14.ウィーンの森とオーストリアワイン・料理
15. 平和のベルタ ベルタ・フォン・ズットナーについて
評価方法
(基準等)
課題等を含む平常点(30%)、および定期試験(70%)を評価の対象とします
授業外の学修
(予習・復習)
折に触れ、授業で参考文献を紹介します。講義を聴講するだけでなく、参考文献を積極的に読んでみることが、いっそう深い理解へとつながります。
教科書・
参考書
プリントを配布します
参照URL
質疑応答
研究室は2号館の4階にあります(部屋番号2417)。火曜日13時~13時30分、木曜日12時50分~13時20分のオフィスアワーには研究室にいますので、遠慮なく質問に来て下さい。
備考
この授業は、第二外国語で「ドイツ語Ⅰ・Ⅱ」を履修する学生を対象として開講します。ドイツ語以外の第二外国語を履修する学生は、その言語の文化事情を履修してください。また、この授業は半期の科目となっていますが、「学籍番号が奇数の学生は春学期」「学籍番号が偶数の学生は秋学期」に受講するようにしてください(再履修等の場合には、偶数・奇数の制約はありません)。
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ファイル
更新日付2015/02/05 10:18:42