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科目のねらい | | 人は歴史を作る。そしてより以上に激動期は人間を作る。長州藩の中で兵学師範の道を歩んでいた吉田松陰の営んだ松下村塾は、多くの前途有為の若者達を輩出した。彼の門弟達は、幕末維新の激流を突破して、明治国家建設の表舞台に立つことができたのである。本講義は、三十歳の若さで刑場に散った吉田松陰の思想と行動を追体験するものである。 |
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到達目標 | | 1.日本史における社会と文化の形成と展開を、広い視野に立って考察させることによって、歴史的 思考力を養い、現代日本の形成の歴史的過程と日本の文化の特色を理解させる。 2.広い視野に立って、社会と人間についての理解と認識を深め、民主的・平和的な国家・社会の有 為な形成者としての近代市民的資質を涵養する。 |
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授業の内容・ 計画 | | 秋学期 1.序 2.幕末とは何か 3.長州藩の特質 4.松下村塾の実態 5.学者の道 6.学問と実践 7.公武合体思想とは何か 8.松陰の政治思想 9.志士の行動の論理 10.政治と実践 11.安政期の社会情勢 12.幕末長州藩藩政改革の断行 13.松陰の孤立 14.松陰の最期 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験を主とし(90%)、これに授業態度(10%)を加味する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 1.予習に比重を置き、授業前にあらかじめ教科書の一章分を読み込んでから、出席すること。 2.復習は、授業中に完全に理解できなかった個所やノートの不十分なところを補うこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書: 奈良本辰也著 『吉田松陰』 岩波書店 2014年 700円 税別 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業内容に関する質問は講義教室及びオフイスアワーの研究室にて受け付ける。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/01/30 18:34:30 |