開講年度2015
科目名人間の尊厳と平等Ⅱ/特定主題科目Ⅱ-Ⅱ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者菅原 研州
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
宗教・仏教の社会福祉
科目のねらい
現代日本では自明とされる「福祉」だが、社会の制度として確立されるには、先人達の大変な努力があった。本講義では、近代国家による社会福祉確立前の諸状況を確認する中で、宗教や仏教が果たした役割を考察する。

その上で、近現代の日本における宗教・仏教による社会福祉がどのように行われ、また、今後の展望についても採り上げたい。
到達目標
社会福祉についての歴史的意義と、各宗教・仏教による思想的基盤を見ながら、各受講者には、福祉を行ってきた人々の心底にある思いを知ってもらいたい。その上で、その思いへの共感を通して、福祉活動への理解と実践を促したい。
授業の内容・
計画
1、はじめに 宗教と社会福祉
2、キリスト教と社会福祉
3、イスラームと社会福祉
4、インド仏教の社会事業
5、中国仏教の社会事業
6、日本仏教の社会事業(1・古代)
7、日本仏教の社会事業(2・中世)
8、日本仏教の社会事業(3・近世)
9、日本仏教の社会事業(4・近代Ⅰ)
10、日本仏教の社会事業(5・近代Ⅱ)
11、現代日本の社会問題(1)
12、現代日本の社会問題(2)
13、日本仏教は現代社会の問題に応えうるか(1)
14、日本仏教は現代社会の問題に応えうるか(2)
15、まとめ 宗教・仏教と現代日本の社会問題
評価方法
(基準等)
定期試験のテストが80%、出席状況や授業態度が20%。それらを総合して判断する。
授業外の学修
(予習・復習)
予習については特段要しないが、普段からテレビ・ネット等を通じて、福祉関連のニュースがあれば、興味を持つようにして欲しい。

復習については、講義時間中に各自で作ったノートを、整理して欲しい。
教科書・
参考書
〈テキスト〉特になし。
〈参考文献〉『仏教と福祉』北辰堂・1994年、池田・芹川・長谷川編『日本仏教福祉概論』雄山閣出版・1999年、吉田・長谷川編『日本仏教福祉思想史』法蔵館・2001年、吉田久一『社会福祉と日本の宗教思想―仏教・儒教・キリスト教の福祉思想』勁草書房・2003年、細谷幸子『イスラームと慈善活動―イランにおける入浴介助ボランティアの語りから』ナカニシヤ出版・2011年、日本キリスト教社会福祉学会編『日本キリスト教社会福祉の歴史』ミネルヴァ書房・2014年、他は講義の中で、適宜紹介する。
参照URL
質疑応答
質問等については、各講義時間終了時にまとめて聞く。あるいは授業時間外であれば、教室や禅研究所(7号館裏)・研究室(2426)等で聞き、メール等も受け付ける。
備考
授業中の私語・飲食、携帯電話・スマホ等の通話・操作・内職などは厳禁。
講義時は、各種配布物と板書を併用する。
画像
ファイル
更新日付2015/02/08 14:57:35