開講年度2015
科目名化学Ⅱ C
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者山名 賢治
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
科目のねらい
 薬学を学ぶ上で有機化学は基礎となる重要な科目である。よって、この授業では有機化合物を中心に、化学物質の構造、性質、命名法、反応などの基本事項について講義する。単なる丸暗記ではなく、理論をしっかり理解することを目指す。
到達目標
本授業で扱う項目については、薬剤師国家試験合格レベルに達することを目標とする。
授業の内容・
計画
化学Ⅱは3、4限目に連続で授業を行う。
第1週~第6週と第9週は化学実習Ⅱを行う(詳細は化学実習Ⅱのページを参照)。

1~6.化学実習Ⅱ(基本操作、酢酸エチルの合成、アセチルサリチル酸の合成、各2回)
7.代表的な化合物の IUPAC命名法 C31101
8.アルカンとシクロアルカン C32101, C32102, C32103, C31207, C31208
  基本的な性質、構造異性体、立体配座、Newman投影式、シクロアルカンの環のひずみ
9.シクロヘキサン  C32104, C32105 
  いす形配座と舟形配座、アキシアルとエクアトリアル、置換シクロヘキサンの安定性
  分子模型の作製(化学実習Ⅱ)
10.基本的な有機反応(置換、付加、脱離)、反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル)、反応の進行(エネルギー図)、カルボ力チオンの級数と安定性、超共役、電子の動きを示す矢印  C31106, C31107, C31108, C31109,
11.アルケンへの代表的な付加反応(1)  C32201
12.アルケンへの代表的な付加反応(2)  C32201
13.アルケンへの代表的な酸化、還元反応 C32202
14.アルキンの代表的な反応 C32203
15.総括
評価方法
(基準等)
定期試験100%、

 
授業外の学修
(予習・復習)
予習
・翌週の授業で扱う項目は、教科書と配布プリントを一通りよく読み、例題に取り組み、わからないところをはっきりさせておくこと。
復習
・教科書にとどまらず、指定された参考書をよく読み、各授業で扱った重要項目の理解に努めること。また、くりかえし練習問題に取り組み、理解を確実にすること。

補習授業を行う予定である。授業の予習、復習、問題演習等を行うので、積極的に参加すること。
  
教科書・
参考書
教科書:ソロモン 新有機化学 上・下 第11版 (廣川書店) 
問題集:基本有機化学問題集(廣川書店)
参考書
 ソロモン新有機化学 スタディガイド 第11版 (廣川書店)
 ブルース有機化学 上 第5版 (化学同人)
 マクマリー有機化学 上 第8版 (東京化学同人)
有機化学が苦手のための参考書
 ベーシック薬学教科書シリーズ5 有機化学 (化学同人)
  
予習:教科書をよく読み、例題を解き、わからないところをはっきりさせておくこと。
復習:参考書で理解を確実にし、問題演習を行っておくこと。
参照URL
質疑応答
オフィスアワーにて対応します。オフィスアワー以外でも、在室中は可能であれば対応します。
備考
教科書は全員購入すること。
参考書は必要であれば購入すること。
画像
ファイル
更新日付2015/02/11 19:18:15