サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 薬学を学ぶ上で有機化学は基礎となる重要な科目である。よって、この授業では有機化合物を中心に、化学物質の構造、性質、命名法、反応などの基本事項について講義する。単なる丸暗記ではなく、理論をしっかり理解することを目指す。 |
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到達目標 | | 本授業で扱う項目については、薬剤師国家試験合格レベルに達することを目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 化学Ⅱは3、4限目に連続で授業を行う。 第1週~第6週と第9週は化学実習Ⅱを行う(詳細は化学実習Ⅱのページを参照)。
1~6.化学実習Ⅱ(基本操作、酢酸エチルの合成、アセチルサリチル酸の合成、各2回) 7.代表的な化合物の IUPAC命名法 C31101 8.アルカンとシクロアルカン C32101, C32102, C32103, C31207, C31208 基本的な性質、構造異性体、立体配座、Newman投影式、シクロアルカンの環のひずみ 9.シクロヘキサン C32104, C32105 いす形配座と舟形配座、アキシアルとエクアトリアル、置換シクロヘキサンの安定性 分子模型の作製(化学実習Ⅱ) 10.基本的な有機反応(置換、付加、脱離)、反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル)、反応の進行(エネルギー図)、カルボ力チオンの級数と安定性、超共役、電子の動きを示す矢印 C31106, C31107, C31108, C31109, 11.アルケンへの代表的な付加反応(1) C32201 12.アルケンへの代表的な付加反応(2) C32201 13.アルケンへの代表的な酸化、還元反応 C32202 14.アルキンの代表的な反応 C32203 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習 ・翌週の授業で扱う項目は、教科書と配布プリントを一通りよく読み、例題に取り組み、わからないところをはっきりさせておくこと。 復習 ・教科書にとどまらず、指定された参考書をよく読み、各授業で扱った重要項目の理解に努めること。また、くりかえし練習問題に取り組み、理解を確実にすること。
補習授業を行う予定である。授業の予習、復習、問題演習等を行うので、積極的に参加すること。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:ソロモン 新有機化学 上・下 第11版 (廣川書店) 問題集:基本有機化学問題集(廣川書店) 参考書 ソロモン新有機化学 スタディガイド 第11版 (廣川書店) ブルース有機化学 上 第5版 (化学同人) マクマリー有機化学 上 第8版 (東京化学同人) 有機化学が苦手のための参考書 ベーシック薬学教科書シリーズ5 有機化学 (化学同人) 予習:教科書をよく読み、例題を解き、わからないところをはっきりさせておくこと。 復習:参考書で理解を確実にし、問題演習を行っておくこと。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | オフィスアワーにて対応します。オフィスアワー以外でも、在室中は可能であれば対応します。 |
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備考 | | 教科書は全員購入すること。 参考書は必要であれば購入すること。 |
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更新日付 | | 2015/02/11 19:18:15 |