サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 本講義は、海軍きっての知性派として知られた高木惣吉少将が敗戦後4年の年月を経て、太平洋戦争での海軍の戦闘の詳細を記録した戦史を基礎にしたものである。そこから真珠湾攻撃から沖縄特攻作戦までの戦略・戦術での過誤をあぶり出し、客観的な分析を試みるものである。 |
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到達目標 | | 1.良識ある歴史観を養う。 2.史料から正確な歴史的事実を抽出し、それらを構造的に組み立て、解明するという事実実証主義 に徹する態度を涵養する。 3.歴史は幾多の先人が歩んだ血と汗と涙の軌跡を追体験することであるから、人間の本質を理解 し、歴史叙述もきわめて重要であることを理解させる。 以上のことを、学生諸君に修得させることによって、彼らの持つ潜在能力をも開花させることを目指 すものである。 |
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授業の内容・ 計画 | | 秋学期 1.序 2.世界恐慌と日本の社会不安 3.日米交渉の破綻 4.大本営の戦争指導大綱 5.大本営の対四国作戦計画 6.海軍第一段作戦 7.海軍外廓要地に対する作戦 8.ソロモン群島並びにニューギニア島の激戦 9.中部太平洋諸島の苦戦 10.マリアナ諸島の失陥 11.レイテ・ルソン島をめぐる海陸戦 12.大本営の作戦指導方針 13.沖縄島作戦 14.本土防衛戦 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験を主とし(90%)、これに授業態度(10%)を加味する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 1.予習に比重を置き、授業前にあらかじめ教科書の一章分を読み込んでから、出席すること。 2.復習は、授業中に完全に理解できなかった個所やノートの不十分なところを補うこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書: 高木惣吉著『大平洋海戦史・改訂版』岩波書店 2013年 820円 税別 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業内容に関する質問は、講義教室及びオフイスアワーの研究室にて受け付ける。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/01/30 15:08:49 |