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科目のねらい | | 昨今、中国の台頭の結果、世界政治の中心は大西洋から太平洋に移ったと言われています。しかしながら、今日の世界の原型を作り上げたのが19世紀の欧州諸国であるということは否定できません。日本を含むアジア諸国は19世紀に欧州諸国によって半ば強引に近代化を強いられるに至りました。明治国家は同時代のドイツをモデルに新たな国造りを進め、中国や北朝鮮が信奉するとしている共産主義は19世紀の欧州で誕生しました。中国やインドの台頭という世界史の大きな転換点に当たって、改めて19世紀を中心とした近代欧州史を学ぶ意義は深いものと言えましょう。この授業では、高校時代に世界史を履修していない方にも理解しやすいように説明していきたいと考えています。 |
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到達目標 | | 近代欧州史について理解を深めましょう。そして多様な知識と価値観を習得しましょう。 歴史的な思考方法を習得し、筋道を立てて論述し得るようになることを目指します。さらには課題発見力、問題解決力を涵養することを目指します。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.ガイダンス、成績評価の方法、テキスト、講義の進め方について解説 2.ヨーロッパによる海外進出の開始 3.世界交易における覇権争い 4.一八世紀における社会経済と政治 5.「啓蒙の光」と近代思想の誕生 6.人口増加の開始から「移動の世紀」へ 7.革命に揺れる大西洋世界 8.ウィーン体制と四八年諸革命 9.工業化と社会の変容 10.農村のヨーロッパと都市のヨーロッパ 11.科学技術の実用化と産業文明の成立 12.様々な帝国主義 13.第一次世界大戦という激震 14.歴史文化の継承と芸術的創造 15.まとめ、定期試験のガイダンス
15.まとめ、定期試験についてのガイダンスなど |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 教科書を通読するほか、教科書に紹介されている参考文献にも目を通すことが望ましいでしょう。 |
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教科書・ 参考書 | | 福井憲彦『近代ヨーロッパ史』ちくま学芸文庫、2010年、1188円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 毎回の講義の冒頭では、前回の授業の復習を行いますので、忘れずに前回のノートを持ってきましょう。授業前には携帯電話の電源を切っておきましょう。また、出席カードには授業の感想を書いて下さい。 |
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更新日付 | | 2015/02/05 15:51:56 |