開講年度2015
科目名社会学Ⅱ
(全)開講学科経済学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者井戸 聡
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
私たちは社会のなかでどのように生きているのか
科目のねらい
この講義では、社会学的なものの見方を身につけることで、通常の固定的ではない、複眼的に社会を見通す視点を獲得することを目指している。
到達目標
 この講義では、現代日本社会のなかで私たちがどのように生きているのかを社会学的な観点から考察しながら考えられるようになることを目標としている。個人が社会のなかでどのように学業や仕事に取り組むように関係づけられているのか、あるいはどのように自己を他者と結び付けるようにしているのかの関係や仕組みをテーマとし、現代日本社会の特質と変化しつつある諸側面を理解し、読み解くことができるような視座の獲得を目標としている。
授業の内容・
計画
 この講義では、社会を構成している個人・集団・社会の関係や仕組みについて、基礎的な理解ができるように資本主義社会、流動化、個人化などの現代日本社会の特質について取り上げつつ、一方で私たちに関連の深い身近な題材を取り上げながら論じていく。
 講義のなかでは現代日本社会の基調となっている資本主義社会や流動化、個人化、消費社会などについて解説しながら、それらと関わる私たちの日常的で身近な事例(たとえば「学歴」、「仕事」、「若者」、「消費」など)を具体例として題材にしながら、変化しつつある現代日本社会に特徴的な行為、関係、集団、現象についてどのような見方・解釈の仕方ができるのかを提示していく。 
評価方法
(基準等)
期末レポート60%、小レポート40% 
授業外の学修
(予習・復習)
レジュメや講義で示された参考文献等をもとに、身の回りの社会や世の中のことを振り返りつつ、講義内容について批判的に再検討してみることが求められる。この批判的再検討が、講義内容の理解とともに、レポート作成に於いて、大いに役立つことなると見込まれる。
教科書・
参考書
講義時に適宜指示する。
参照URL
質疑応答
講義の中で、質疑の機会としてコメントペーパーを配布する。枢要な質問事項には、次回以降の講義内で、回答・解説等を行う。
備考
この講義内容の理解をより円滑にするためには、春学期開講の社会学Ⅰを予め履修していることが望ましい。
画像
ファイル
更新日付2015/02/13 19:05:25