開講年度2015
科目名経済学Ⅱ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者山田 誠治
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
マクロ経済学入門
科目のねらい
本講義では、マクロ経済学の基礎を学習します。マクロ経済学とは、国民所得や国全体の投資・消費・輸出入といった集計概念を用いて、失業率・インフレなど経済全体に関わる問題を分析する学問です。国内総生産、利子率、物価水準などの大きさはどのようにして決まるか、国内総生産と失業率の関係はどのようになっているのか、というような問題を扱います。(1)GDP、(2) 消費需要と投資需要、(3)貨幣と金融、(4)政府の役割、(5)貿易、(6)経済成長の6つのトピックを学習します。
到達目標
経済学は、私たちが暮らす社会の動きや仕組みを明らかにしようとする学問です。たとえば、「先月の全国消費者物価上昇率は0.5%でした。」というようなニュースが流れます。消費者物価とは何でしょうか。どうして消費者物価は上がったり、下がったりするのでしょうか。消費者物価が上がると私たちの生活にどのような影響を与えるのでしょうか。そして、私たちの生活をよりよくするために何をすべきでしょうか。こういったことを経済学というツールを利用してより深く考察することができるようになります。本講義では、実社会を見る視点・知識を養うために知っておくべき基礎的な知識と手法(マクロ経済学の基礎)を学びます。
授業の内容・
計画
1 GDPとは何か:一国の経済力を表わすGDPについて学びます。【第1講】
2 GDPの決定:生活とGDPの関係を考えた上で何がGDPを決めるのか。【第2講】
3 消費需要と投資需要:消費需要と投資需要が、どのようにして決まるのか。【第3-4講】
4 貨幣と金融:貨幣、金融に関する基礎的な概念について学びます。【第5-6講】
5 政府の役割:市場を補完する役割を果たす政府について学びます。【第7-8講】
6 外国貿易と為替レート:どのようにして為替レートが決まるのか学びます。【第9-11講】
7 経済成長と国民生活:GDPを大きくするためには、どうすればよいのか。【第12-14講】
8 講義のまとめ 【第15講】
評価方法
(基準等)
基本的には、授業中に扱った内容の習得度に応じて、定期試験により評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
予習は必要ありませんが、毎回復習をしっかりと行って下さい。講義の内容で理解できていないところをなくして下さい。経済学の知識をさらに深めたい方、また公務員試験、資格試験等で経済学が必要な方は、以下の文献を読むことをお勧めします。

中谷・中村編 『一からの経済学』 硝学舎/中央経済社、2010年
中谷巌『入門マクロ経済学 第5版』 日本評論社、2007年 
教科書・
参考書
教科書は、特に定めません。
参照URL
質疑応答
質問は講義後に受付けます。
備考
この授業は、教室に座っているだけでは身に付きません。授業中には、経済学に関わるいろいろな小話、疑問などを投げかけます。しっかりと参加して、一緒に考え、ともに学んでいきましょう。
画像
ファイル
更新日付2015/01/28 21:27:40