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科目のねらい | | グリム童話の原典講読を通して、メルヘンやドイツに関する知識を増やし、多文化・異文化に対する理解と人間に対する洞察を深めることが目的。 |
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到達目標 | | グリム童話のなかの『いばら姫』を、原文(ドイツ語)で読みます。テクストはグリム兄弟の手による「決定稿」で、兄弟が収集した「原話(エーレンベルク稿)」も参考にしながら、読み進めていきます。関連するドイツの文化や心理学者による解釈などを紹介しつつ、童話が意味するものを考えていきます。 ドイツ語力については、1年生の時にドイツ語を履修していれば、何の心配もありません。童話を翻訳しながら、もう一度ドイツ語を学んでみようかな、という気持ちがあれば結構です。 |
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授業の内容・ 計画 | | 毎回少しづつテキストを翻訳しながら読み進めていきます。 『いばら姫』と聞くと馴染みが薄いかもしれませんが、『眠れる森の美女』と聞けば、誰でも知っているでしょう。ペローの『眠れる森の美女』などヨーロッパの類話とも比較しながら、グリム版の『眠れる森の美女』を楽しんでみたいと思います。
1.グリム童話の『いばら姫』の成立について 2.一枚絵の紹介 3.ペローの『眠れる森の美女』との比較 4.ディズニーの『眠れる森の美女』との比較 5.『ペンタメローネ』の「月とターリア」との比較 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回、3名の学生に一人当たり5行~6行を訳してもらいます。自分が担当になった時は、その部分の発音と日本語訳に挑戦して、発表して下さい(もちろん出版されている翻訳を参考にしても構いません)。自分の発表時だけでなく、毎回予習に取り組めば、ドイツ語の力もついていきます。また、折に触れて参考文献なども紹介しますので、それを読んで童話に対する理解を深めて下さい。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈テキスト〉Brueder Grimm: Dornroeschen. In: Kinder- und Hausmaerchen (授業時に配布) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 研究室は2号館の4階にあります(部屋番号2417)。火曜日13時~13時30分、木曜日12時50分~13時20分のオフィスアワーには研究室にいますので、遠慮なく質問に来て下さい。 |
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備考 | | ドイツ語のテキストを読んでいきますので、ドイツ語を履修していない人は受講できません。 |
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更新日付 | | 2015/02/10 15:44:01 |