サブタイトル | | さあ!江戸期の長崎より江戸までのロマンの旅に出かけよう! |
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科目のねらい | | 江戸後期の天保9年(1838)に長崎の皓台寺21世住職の黄泉無著は、将軍徳川家慶の継位により、参府して将軍への拝礼と御朱印改めのために出発した。その日記が『廿一世代御朱印改参府日録』で、それを解読して持参品、宿泊所、食事、交流者、献上品などを明らかにし、当時の旅の様子をみようとするのである。ここでは加古川より江戸までをみる。歴史的洞察力をつけることをねらいとする。 |
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到達目標 | | 解読は原文と書き下し文を対照して行い、それに江戸期の海道図を置いて、現在はどこを旅しているかなどを考える。そこから、現在では新幹線に乗れば7時間で行くことのできる長崎から東京までのコースにロマン感じながら、江戸期にもどってゆっくり歩いてみる。また、ケンペルやシーボルトの旅行日記や紀行とも対照してみたい。なお、アドバイザーとして、学生生活全般についても相談を受けます。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.2.『大学で学ぶために』の説明(レポートなどの書き方) 3.加古川より大坂まで 4.大坂より京都まで 5.京都での様子 6.京都より宮(熱田)まで 7.尾張における活動 8.宮より舞阪まで 9.見付より府中まで 10.由比より江戸まで 11.江戸における活動 12.公儀拝礼について(1) 13.公儀拝礼について(2) 14.街道の定宿屋について 15.まとめ
〔アドバイザーとしての指導方針〕 学生生活全般について質問や相談を受け付けます。クラスの親交を深め、一人も挫折しない明るいクラス作りをしたいと思います。 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(50%)課題レポート(20%)学習態度(30%)で評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | (予習)テキスト及び配布したプリントの授業内容にあたる章を読んでおき、読めない漢字や熟語の意味を調べておく。 (復習)テキスト及び配布したプリントの学習した章を再読し、ノートと他の発表者のレポートも整理しておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈テキスト〉教養セミナー・ハンドブック『大学で学ぶために』(配布)、『参府日鑑』のプリントは当方で用意します。 〈参考書〉ケンペル『江戸参府旅行記』 平凡社 ¥1600[080/03/303] 川口高裕「黄泉無著の「参府記」の訳註研究」(曹洞宗研究員研究紀要第40号) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問などは研究室(2415)へ来て下さい。オフィスアワー火曜日(15時10分~16時40分)水曜日(17時00分~18時00分) |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2015/02/12 22:23:54 |