開講年度2015
科目名高齢者の歯科治療
科目ナンバー
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年5年
担当者服部 正巳
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数1
曜日・時限春学期 月曜日 1時限 末盛第1教室
春学期 水曜日 1時限 末盛第1教室


コーディネーター
主任教授:服部 正巳
担当講座
主任教授:服部 正巳
担当者
教授:玉川達雄、服部正巳、特殊診療科教授:福田光男、冨士谷盛興、准教授:水野辰哉、宮地 斉 講師:有地淑子
授業の概要
(目的)
 わが国における高齢者の数は年々増加している。したがって、高齢者が歯科治療を受ける率が今後も増すと考えられている。高齢者の全体像を把握し、歯科治療における特徴や注意すべき点の概要を学ぶ。
 到達目標:高齢者の歯科治療における特徴や注意点を説明できる。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
特に指定はしないが講義中にスライドなどからメモをとる。

『参考書』
○有病者・高齢者歯科治療マニュアル 上田裕他 編著 医歯薬出版
講義(実習)
の方法・形式
スライドなどによる画像呈示を含む。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1〔加齢による歯の変化〕
一般目標(GIO)
加齢による歯の変化について習得する。
A 歯の損耗(tooth wear)ならびに根面う蝕の診断および治療の進め方について修得する

到達目標(SBOs)
1)診断,発症・進行制御および予防について説明できる。
2)修復材の選択と処置法について説明できる。
冨士谷盛興
2〔高齢者における硬組織疾患と治療法〕
一般目標(GIO)
加齢に伴う歯の硬組織疾患の診断と処置法について修得する。
エナメル質、象牙質、歯髄における加齢変化について学ぶ
到達目標(SBOs)
1)歯の損耗(tooth wear)の原因,病態,症状を説明できる
2)根面う蝕の原因,病態,症状を説明できる。
E-4-3)-2
冨士谷盛興
3〔高齢者の唾液腺と口腔組織〕
一般目標(GIO)
老化に伴う唾液腺の構造と機能の変化と口腔組織への影響について習得する。
A.老化に伴う唾液腺の構造と機能の変化を理解し、それに伴う口腔組織への影響について学ぶ。
到達目標(SBOs)
1)老化に伴う唾液腺の構造と機能の変化を説明できる。
2)高齢者の唾液腺の変化に伴う口腔諸組織の構造と機能の変化を説明できる。
3)高齢者に多く見られる疾患を説明できる。E-4-3)-2A.
有地 淑子
4〔加齢、老化とそれに伴う生理変化〕
一般目標(GIO)
生理変化から老年者の特徴を習得する。
A.老化、加齢現象を理解し、生理変化から老年者の特徴を探る。
到達目標(SBOs)
1)老化、加齢現象を説明できる。
2)老年者の特徴を説明できる。E-4-3)-1
玉川 達雄
5〔抜歯と高齢者〕
一般目標(GIO)
高齢者の抜歯について習得する。
到達目標(SBOs)
1)高齢者に多くみられる疾患を説明できる。
2)高齢者の歯科治療時の全身管理を説明できる。
3)高齢者に対する抜歯の適応症と禁忌症を説明できる。E-4-3)-3
宮地 斉
6〔老年者診療の注意点〕
一般目標(GIO)
老年者診療の注意点を習得する。
A.加齢現象をふまえての診療を考える。
到達目標(SBOs)
1)加齢現象をふまえての診療を説明できる。
玉川 達雄
7〔抜歯以外の口腔外科領域の手術と高齢者〕
一般目標(GIO)
抜歯以外の手術について習得する。
到達目標(SBOs)
1)老化に伴う口腔諸組織の構造と機能の変化を説明できる。
2)加齢に伴う構造変化に対する口腔外科手術を説明できる。E-4-3)-2
宮地 斉
8〔老年者の栄養〕
一般目標(GIO)
栄養の補給方法を習得する
A.カロリー補給なくして健康はありえない。どうやって栄養を補給するのか。その、阻害因子は何か。
到達目標(SBOs)
1)どうやって栄養を補給するのか説明できる。
2)栄養補給の阻害因子が何かを説明できる。
玉川 達雄
9〔高齢者に見られる口腔内環境の変化と歯周病治療のあり方〕
一般目標(GIO)
歯周病のリスクファクターとしての加齢と、高齢者の歯周治療における特徴について習得する
A.高齢者に見られる、歯周組織の変化に対する考え方の変遷。歯周病のリスクファクターとしての加齢について。
到達目標(SBOs)
1)加齢に伴う免疫機構の低下と歯周組織の炎症について説明できる。E-4-3)-2
浅井 昭博
10〔高齢者に見られる口腔内環境の変化と歯周病治療のあり方〕B.高齢者に対する歯周治療の特徴。
B.高齢者に対する歯周治療の特徴。
到達目標(SBOs)
1)高齢者の歯周治療における特徴について説明できる。

2)ライフステージに応じた予防について説明できる。

3)高齢者の心理と行動を理解し配慮できる
浅井 昭博
11〔高齢者の口腔の特徴と補綴処置の目的〕
一般目標(GIO)
口腔の特徴と治療方法について習得する。
A.高齢者の口腔の特徴を学ぶとともに、咀嚼機能、審美性、発音機能、心理的障害の回復方法を学ぶ。
到達目標(SBOs)
1)高齢者の口腔の特徴を説明できる。
2)咀嚼機能、審美性、発音機能、心理的障害の回復方法を説明できる。E-4-3)-1
水野 辰哉,服部 正巳
12〔高齢者の補綴治療〕
一般目標(GIO)
補綴治療の問題点と解決法について学ぶ。
A.高齢者に対する補綴治療の問題点と解決法について学ぶ。
到達目標(SBOs)
1)高齢者に対する補綴治療の問題点を説明できる。
2)問題点の解決法を説明できる。E-4-3)-6,E-4-3)-7
水野 辰哉,服部 正巳
留意事項
授業以外の
学習方法
成績評価方法
筆記試験90%,小テスト10%、
参照ホーム
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更新日付2014/12/12 14:49:54