開講年度2015
科目名感染と免疫 (秋)
科目ナンバー
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別通年
対象学年3年
担当者吉村 文信
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数3
曜日・時限通年 水曜日 1時限 楠元第3講義室


コーディネーター
担当講座
微生物学講座
担当者
主任教授:吉村文信、准教授:吉田康夫、講師:永野恵司、長谷川義明
授業の概要
(目的)
 微生物による感染症の原因、診断、治療を予防するために必要な基礎的事項を学ぶことにあります。後期では特に口腔細菌学が中心となり、さらに、歴史的に微生物学とともに発展してきた免疫学もあわせて学びます。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
シンプル微生物学 改訂第4版(南江堂)
口腔内バイオフィルム デンタルプラーク細菌との戦い(医歯薬出版)
講義(実習)
の方法・形式
上記の参考書及び補助的な配布物、板書、時にスライド、ビデオなどの視覚的教材を活用して講義を行う。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1免疫学Ⅰ
一般目標(GIO)
微生物と免疫について理解する。
到達目標(SBOs)
1)免疫学発展に至る歴史と概論について説明できる。
2)免疫臓器について説明できる。
C-3-2)
吉田 康夫
2免疫学Ⅱ
一般目標(GIO)
生体防御と免疫について理解する。
到達目標(SBOs)
1)生体防御反応における自然免疫と獲得免疫について説明できる。
C-3-2)-①
吉田 康夫
3免疫学Ⅲ
一般目標(GIO)
細胞性免疫と体液性免疫について理解する。
到達目標(SBOs)
1)細胞性免疫と体液性免疫について説明できる。
2)抗体の種類と特徴について説明できる。
C-3-2)-②
吉田 康夫
4免疫学Ⅳ
一般目標(GIO)
免疫担当細胞について理解する。
到達目標(SBOs)
1)免疫担当細胞の種類と働きを説明できる。
C-3-2)-③
吉田 康夫
5免疫学Ⅴ
一般目標(GIO)
アレルギーについて理解する。
到達目標(SBOs)
1)アレルギーの分類と発生機序を説明できる。
C-3-2)-⑤,⑥
吉田 康夫
6免疫学Ⅵ
一般目標(GIO)
移植、自己免疫などについて理解する。
到達目標(SBOs)
1)免疫寛容について説明できる。
2)移植における反応、自己免疫疾患について説明できる。
3)ワクチンの意義と問題点について説明できる。
C-3-2)-④,⑥,⑦
吉田 康夫
7口腔微生物学Ⅰ
一般目標(GIO)
口腔微生物学の特徴について理解する。
到達目標(SBOs)
1)一般微生物学の全体の流れを説明できる。
2)口腔微生物学の歴史を振り返り、その特徴について考え、説明できる。
C-3-1)-⑤
吉村 文信
8口腔微生物学Ⅱ
一般目標(GIO)
細菌叢について理解する。
到達目標(SBOs)
1)口腔内の様々な微生物の生態学的な特徴を説明できる。
2)どのように口腔細菌叢が成立するのか、その概略について説明できる。
C-3-1)-⑤
吉村 文信
9口腔微生物学Ⅲ
一般目標(GIO)
細菌叢について理解する。
到達目標(SBOs)
1)口腔細菌叢の役割と特徴について説明できる。
C-3-1)-⑤
吉村 文信
10口腔微生物学Ⅳ
一般目標(GIO)
う蝕の細菌学について理解する。
到達目標(SBOs)
1)う蝕発生における細菌の役割を説明できる。
2)Streptococcus mutansを中心としたう蝕誘発性細菌の性状とう蝕発生の機序について説明できる。
C-3-1)-①,⑤
吉村 文信
11口腔微生物学Ⅴ
一般目標(GIO)
歯周病の細菌学について理解する。
到達目標(SBOs)
1)歯周病患者における細菌の役割を説明できる。
2)主な関連細菌と考えられるPorphyromonas属、Aggregatibacter(Actinobacillus)属、Prevotella属などについて、その病原性を説明できる。
C-3-1)-④,⑤
吉村 文信
12口腔微生物学Ⅵ
一般目標(GIO)
主な口腔細菌について理解する。
到達目標(SBOs)
1)主な口腔細菌の種類とその特徴を説明できる。
2)口腔内の常在性細菌として知っておくべき菌種について、その性状と口腔疾患に対する役割を説明できる。
C-3-1)-①,③,④,⑤
永野 恵司
13口腔感染症特論
一般目標(GIO)
口腔感染症について理解する。
到達目標(SBOs)
1)う蝕と歯周病以外の口腔感染症の種類とその特徴を説明できる。
2)カンジダ症、化膿性疾患、ウイルス感染症、歯性病巣感染、特異性炎などについて説明できる。
C-3-1)-②,⑤,
永野 恵司
14う蝕学特論
一般目標(GIO)
口腔レンサ球菌とその性状について理解する。
到達目標(SBOs)
1)特にミュータンス・レンサ球菌のう蝕原性について説明できる。
2)う蝕について、その予防を含め、説明できる。
C-3-1)-①,⑤
長谷川 義明
15秋学期のまとめと補足
一般目標(GIO)
講義全般について理解する
到達目標(SBOs)
1)秋学期の講義をふりかえり、補足すべき点を補足し、コース全体の理解を深めることができる。
C-3-1)-①,②,③,④,⑤,⑥
C-3-2)-①,②,③,④,⑤,⑥,⑦
吉村 文信 吉田 康夫
留意事項
 正当な理由のない遅刻は認めませんので、決められた時刻までには、講義室へ入室するように、お願いします。途中退室、再入室は特別な場合以外は認めません。
授業以外の
学習方法
 科目または特定の主題に関する本、雑誌、ビデオなどに積極的に接する努力を希望します。
成績評価方法
筆記試験100%で評価、授業態度を考慮することがある。
参照ホーム
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更新日付2015/02/26 10:24:10