サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 経済学とはどのような学問であるかについて、その源泉にさかのぼって理解を深めること。 |
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到達目標 | | 講義に参加し、理解に努め、教科書として指定した『原典探訪 アダム・スミスの足跡』を読むことが望ましいが、経済学という学問の広がりと深さについて、理解することができればよい。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1723年にスコットランドに生まれたアダム・スミスは、グラスゴウ大学で道徳哲学をはじめとする当時の最新の学問を学んでからオックスフォード大学に留学し、1752年には母校グラスゴウ大学の道徳哲学教授になった。1759年には講義の成果として『道徳感情論』を出版した。1764年にはスミスは大学を辞め、フランスに旅立ち、数年後郷里に戻って『国富論』を書いた。それは国家と国民を豊かにする方法を明らかにした最新の思想を盛り込んだ著作であった。『国富論』は近代社会の原理を解明し、母国と世界の現状を鋭く批判する書物となった。それはなぜか。講義では通説を踏まえつつ、『国富論』の新解釈を紹介する。 |
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評価方法 (基準等) | | 講義へのコミットメントを重視し、試験との総合評価とする。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習・復習は特段に求めないが、日本語で書かれた優れた経済学の書物を一冊でも多く読むことを推奨する。とくに、小林昇、内田義彦、水田洋、都留重人、八木紀一郎、宇沢弘文、伊東光晴などの著作にふれることを推奨したい。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書としては私の『原典探訪 アダム・スミスの足跡』(法律文化社、2002年)を指定。講義に持参するのが望ましい。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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画像 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2015/02/02 11:11:50 |