サブタイトル | | 『The Steve Jobs Story』の読解を通じた英語の基礎力の向上(初歩~英検準2級) |
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科目のねらい | | 外国書講読の主な目的は次の2つです。 海外文献を原語で読解し, 1.主題に関する考察を深め知識を身に付ける。 2.必要に応じて原語を読む力を補強し養う。 本講義では,受講者の現時点での英語力を考慮し,2に重点を置きます。
読解テキストには,Macintoshやiphoneを世に送り出したApple社の創始者の1人,スティーブ・ジョブズの興味深い物語(『The Steve Jobs Story』)を取り上げました。このテキストは,英語学習者(TOEIC400~470・英検準2級)用に,分量と難易度が調整されています。 楽しみながら真摯に取り組まれることを期待します。 |
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到達目標 | | (1)基礎的な英文法を確実に身に付ける ・英語は,日本語とは全く異なる言語です。読解であれ会話であれ,非母国語者が少ない学習時間で一定水準に達するには,最初に英語のしくみ,すなわち英文法の基礎を修得しておくことが不可欠になります。 ・逆に言えば,英文法の基礎を修得しておけば,読解であれ会話であれ,英語力は飛躍的に向上します。 ・大半は中学・高校の復習になりますが,この機会に英文法の基礎知識を確実に身に付けます。
(2)「辞書を使えば英文を読める」水準になる ・(1)は,「辞書を使えば英文を読める」水準に到達するための準備です。 ・英文法を基礎にして,きちんと英文を読めるようになることが,本講義の目標です。 |
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授業の内容・ 計画 | | (1)授業内容 ・最初の3講では,予め知っておく必要のある基本事項(品詞,文の要素など)について学びます。 ・その後,教科書②を参照しつつ教科書①を読み進めます。この際,読む担当者を予め決めたり,予め決めることなく授業中に指名したりします。この各自の状況は,成績評価に反映されます。 ・授業の中で適宜,②の練習問題にも取り組みます。 ・②の練習問題は,宿題や小テストにも使います。
(2)授業計画 【第1~ 3講】 基本事項の確認(品詞,動詞と文の要素,時制,主な前置詞) 【第4~15講】 教科書①『The Steve Jobs Story(スティーブ・ジョブズ物語)』の読解 教科書②の解説および練習問題 ※進度は受講者の理解度・状況に応じて調整します。 |
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評価方法 (基準等) | | 小テスト・宿題・受講態度=50% 期末テスト=50% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | (1)予習 ・教科書①は,授業の進度にあわせて毎回,各自で予習してください。 ・①を読む際に読み方のわからない箇所が出てきたら,教科書②を参照してください。授業の中で②の予習箇所を指定することもあります。 ・②は,この授業用に限らず日頃,英語学習を兼ねて通読することを勧めます。
(2)復習 ・①は繰り返し音読して,英文に慣れるとともに,語彙の記憶を定着させるようにしてください。 ・②は,解説・例文・練習問題を必要なだけ復習し,マスターしておくことが大切です。 |
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教科書・ 参考書 | | (1)教科書=2冊 ①『The Steve Jobs Story』IBCパブリッシング。定価1,000円+税 ※Apple創始者の1人,スティーブ・ジョブズ氏の物語。英語学習者用(TOEIC400~470・英検準2級)で,和訳はありませんが辞書が付いています。 ②『マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)』ケンブリッジ大学出版。定価2,190円+税 ※図解が豊富で非常にわかりやすい。これならすっきり理解できます。
(2)参考書 ③『マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)』ケンブリッジ大学出版。定価2,190円+税 ※①にない事項が出てきた時に。①と③で文法は完璧に。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | ・基本的には,授業時間中に自由に質問・発言してください。 ※授業中の質問・発言は他学生の勉強にもなり,平常点に加点します。 ・授業中にできなかった質問などは,オフィスアワーに研究室に来てください。 |
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備考 | | ・教科書2冊は必ず入手してください。この2冊を持参しない場合,学習は成立しませんので,入手しない学生には単位を認定しません。 ・現時点での英語力は問いません。折角90分×15回(×2学期)も学ぶ機会を生かして,「きちんとした英語力を身に付けておきたい」と考えている学生を歓迎します。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 23:49:47 |