開講年度2015
科目名原価会計論A
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
開講種別春学期
対象学年2年
担当者中澤 優介
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
原価計算の基礎および実際原価計算を学ぶ
科目のねらい
原価会計論(AおよびB)では、原価計算について講義します。原価計算とは文字通り「原価を計算すること」を意味し、経営学の領域には「測定できないものは管理できない」という言葉があるように、原価計算は企業などの組織を管理するうえでの基盤的な位置を占めているといえます。しかし、一概に「原価」といってもその概念は様々であり、またその計算方法も多様です。
原価会計論(AおよびB)では、これらの原価の概念および計算方法について、包括的な知識の獲得を目的とします。
到達目標
原価会計論Aでは、原価計算を学ぶうえで知っておくべき基礎的な知識や、財務諸表作成に関わる原価情報の計算(実際原価計算)について学習します。本講義での授業および計算問題演習を通じて、原価の種類や原価の計算方法に関する知識の習得と、実際にそれらの計算方法を駆使して原価を計算できるようになることを目標とします。
授業の内容・
計画
1. 講義の概要および原価計算を学習することの意義について
2. 原価計算の意義
3. 原価の概念Ⅰ
4. 原価の概念Ⅱ
5. 材料費の計算
6. 労務費の計算
7. 経費の計算
8. 原価の部門別計算
9. 単純総合原価計算
10. 工程別総合原価計算
11. 組別総合原価計算
12. 総合原価計算の復習
13. 個別原価計算Ⅰ
14. 個別原価計算Ⅱ
15. 本講義のまとめ
評価方法
(基準等)
期末試験(60%)、小テスト(30%)、授業態度(10%)で評価。
授業外の学修
(予習・復習)
計算問題演習は講義中にも実施しますが、講義は理論に関する説明が中心となります。しかし、知識の定着には多くの問題を解くことが必要なので、講義後はその回に学んだトピックについての計算問題を可能な限りたくさん解くことによって復習するようにしてください。
教科書・
参考書
【教科書】谷 武幸著『エッセンシャル原価計算』中央経済社 2012.3. \2,808
【参考書】加登 豊著『インサイト原価計算』中央経済社 2008.8. \2,592 初学者にはやや難しいかもしれませんが、計算手法とその背景にある考え方や理論を、バランスよく理解できます。
※その他、問題集等については適宜講義にて指示します。
参照URL
質疑応答
オフィスアワー:月曜日16時~17時(名城公園キャンパス2911研究室) 
※来室の際はメールにて事前にアポイントメントを必ず取ってください。
備考
1. 秋学期開講の原価会計論Bと併せて原価会計論全体の知識が体系的に習得できます。したがって、本講義の履修者は、原価会計論Bも引き続き履修することが望ましい。
2. 授業中の私語は厳禁します。
3. 計算問題演習等で電卓が必要な際は、適宜指示します。
4. 講義は履修者の理解を第一に優先し、適宜進捗速度を変化させ対応します。
画像
ファイル
更新日付2015/02/12 23:29:31