サブタイトル | | |
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科目のねらい | | |
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到達目標 | | WTO(世界貿易機関)は国際貿易に関するルールを取り扱う唯一の国際機関であり、現在、日本を含む150以上もの国々が加盟しています。自由で公正な貿易を目指すWTOでは、(1)加盟国間でのモノやサービス等の貿易が円滑に行われるためのルール作りをすること、(2)加盟国間の通商上の紛争を処理すること、(3)「ラウンド」と呼ばれる多国間での貿易交渉を開催することが主要な役割となっています。 この講義では、WTOとそれが規定する主要な貿易ルールや通商上の紛争の解決方法を学ぶことにより、今日の国際貿易ルールの基本的な概要を正しく理解することを目指します。WTO関連の話題は頻繁にテレビのニュースや新聞で取り上げられるので、なるべく身近な話題や事例を交えつつ、講義を進めてゆきます。
講義中に数回POP QUIZ(小テスト)を実施します。また、6月上旬にはMid-Term Paper(レポート)を提出して頂きます。このレポートを提出しなかった人には、例えファイナルテストその他で60点以上取ったとしても単位は与えません。
第1回目のオリエンテーションには必ず出席をして下さい。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.本講義の概要説明と諸注意 2.GATTの誕生からWTO発足までの経緯 3.WTO発足からドーハ開発アジェンダの終了までの経緯 4.WTOの体制・協定・加盟 5.WTOの基本原則と例外(その1):無差別原則 6.WTOの基本原則と例外(その2):数量制限の禁止他 7.貿易救済措置(その1):セーフガード 8.貿易救済措置(その2):アンチダンピング措置・相殺関税措置 9.国家の安全保障と貿易 10.原産地規則 11.貿易関連投資措置・基準認証制度 12.政府調達 13.一方的措置 14.紛争解決手続き 15.まとめと試験情報 |
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評価方法 (基準等) | | 1.期末試験 50点 2.POP QUIZ(小テスト) 30点 3.Mid-Term Paper(レポート) 20点 ★レポートは6月上旬提出予定 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回、3つほどのKeywordsを用意しますので、必ずそれらについて本やネットで調べ、ノート等に書き写してから講義に参加して下さい。 |
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教科書・ 参考書 | | 【テキスト】指定あり ・梶浦雅己編著『はじめて学ぶ人のためのグローバル・ビジネス』(改訂新版),2014年,文眞堂. (★詳細は第1回時に説明します)
【参考文献】 1.小室 程夫著『国際経済法』2007年,東信堂. 2.松下満雄著『国際経済法 国際通商・投資の規制』(第3版),2001年,有斐閣. 3.経済産業省通商政策局編『不公正貿易報告書 2013年度版』第Ⅱ部. ★3は参照ホームページより入手可能 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 1.受講態度も重視します。 2.講義への能動的な貢献(講義中の質問や発言、任意のレポート提出など)には加点します【最大10点】 |
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更新日付 | | 2015/02/08 16:16:03 |