開講年度2015
科目名数学Ⅰ
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者久馬 栄道
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
数理論理学は脳トレです
科目のねらい
 数学は自然科学の女王であり、論理的思考の原点です。数学を勉強することは、問題解決のための論理的方法が身につくことに役立ちます。
到達目標
 20世紀に入り数学は大きな変化を遂げ、それまでとは全く異なる観点から数学自身が語られるようになりました。そのような流れの中で、「集合」や「論理」など今までとはとうてい数学の対象として考えられないものまで扱われるようになり、ゲーデルの不完全性定理のように、多くの実りある結果も得られました。
 数学Iでは、このような学問の習得に必要な「集合」や「論理」などの基本テクニックを習得するが、これは通常の数学とは異なり、中学生程度の数学の知識と常識的な思考力があれば、十分習得できるものであります。
 さらに論理や集合を用いた思考方法で、世界情勢、世の中の仕組み、歴史の展望、その他も分析したいと思います。
授業の内容・
計画
1-1.「かつ」「または」の扱い
1-2.「でない」の扱い
1-3.「かつ」「または」「でない」の命題論理
2-1.「ならば」の扱い
2-2.「同値」の扱い
3.素朴な集合論
4.「交わり」と「結び」
5.全体集合と部分集合
6.素朴な集合論と論理式のかかわり
7.述語論理
8.集合と述語論理
9.数の概念と1対1対応
10.ペアノの公理系
11.無限集合
12.無限集合と自然数全体の集合

 なお、授業の進度等の都合により、スケジュール・内容が調整されることがあります。
評価方法
(基準等)
 毎時間、小テストを行います。
 理由なく休んだものは4点、遅刻したものは2点減点します。
 平常テストは行いません。

 小テストの合計点と平常点で成績を決めます。

 なお、理由なく一定の回数以上欠席したものには、単位を与えません。
授業外の学修
(予習・復習)
 予習・復習の必要のある学生は、各自行ってください。
教科書・
参考書
久馬栄道著『Q&A 数学基礎論入門』共立出版
参照URL
質疑応答
 日進キャンパスで質問が有る学生は、あらかじめメールでアポイントメントを取った上で、2号館5階2516まで来てください。
 両キャンパスとも、授業終了後も時間があれば質問を受けます。
備考
 必ず教科書は買うようにしてください。

 1回目の授業で人数調整を行いますので、1回目の授業には、必ず出席するようにしてください。出席出来ない学生は、必ず連絡するようにしてください。
画像
ファイル
更新日付2015/02/10 14:48:05