開講年度2015
科目名心理学Ⅰ
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者新實 千恵里
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
心理学で何がわかる? ~私に気づく~
科目のねらい
心理学は文字通り、人間とは何であるかを追及する、心の学問である。心理学に興味がある方は多いと思うが、直観や思い込みで心を見つめてやしないだろうか。心理学には臨床心理学、社会心理学、発達心理学など、様々な領域がある。その中で心理学Ⅰでは主に、青年期までの発達や行動理解の基礎分野などについて取上げ、幅広い心理学全般の基本的知見を概観し、心理学がどのような学問であるかについての理解を深める。
到達目標
「私」を主体とした心理学についての基礎的な知見・考え方・誤解等を学んでいくのが目的である。特に、
① 1年間の学習後、心理学という学問の全体像をつかむ。
② 自分の関心のある専門分野を見つけ、その領域で自己を見つめ直す。
以上が、この講義の到達目標とする。
授業の内容・
計画
1 オリエンテーション:ポイント取得方法、小レポート対策、心理学の歴史
2 発達(1):乳児期までの発達段階、課題、障害
3 発達(2):青年期までの発達過程、危機
4 知覚:視覚(錯視など)、聴覚(音楽など)の基礎
5 学習:プロセス、構造、記憶
6 動機づけ:分類、システム、欲求
7 知能:構造、測定、障害、情動的知能
8 思考:問題解決、創造性
9 感情:類型、メカニズム、ダークサイドの感情
10 パーソナリティ:類型、特性、測定、障害
11 人間関係:認知、帰属、対人魅力、恋愛
12 コミュニケーション:アサーション、交流分析
13 ストレス・マネジメント:セルフケア、対処方法
14 進化:誤解、行動と遺伝子
15 定期試験対策:試験について、評価方法、学習方法
評価方法
(基準等)
基礎得点(52点)、定期試験得点(48点)の合計100点とし、60点以上を合格とみなす。どのような事情があろうとも60点ないものは不可とし、一切の例外を認めない。基礎得点の内訳は、第2~14回の宿題ポイント計26点(1回の提出で2点)と、13回分の講義中課題ポイント計26点(1回の提出で2点)。また、ポイントの取得問合せには一切応じない。各自、自己責任においてこれを管理することとする。
授業外の学修
(予習・復習)
上記のとおり、宿題レポートが13回分ある。
提出期限は次週講義終了時間までとし、提出期限を過ぎてからの提出は不可とする。
又、レポートの返却はしない。
教科書・
参考書
二宮克美・山田ゆかり・譲西賢・天野寛・山本ちか・高橋彩 著 2008 「ベーシック心理学」 医師薬出版株式会社 2800円+税
参照URL
質疑応答
毎回の小レポート裏面に質問事項を記入。翌週の講義冒頭にて答えることとする。
備考
心理学ⅠとⅡの両方を受講することが望ましい。
遅刻・途中退席は欠席とみなし、5回の欠席で失格扱いとする。
画像
ファイル
更新日付2015/02/11 18:53:23