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科目のねらい | | 日本の宗教を一年単位で見てみると、年始には初詣、お盆・お彼岸にはお墓参り、ハロウィンやクリスマスを楽しみ、年末には除夜の鐘と、宗教に因んだ様々な行事がある。一生涯で見てみても、生まれてから神社に七五三に行き、受験の時には天満宮にお参りし、結婚式では夫婦で神に永遠の愛を誓い、葬式の時にはお坊さんに来てもらうというイメージがあるように思う。この雑多な様子が日本の宗教だが、それをそうだと知らずにいる場合、いたずらに宗教を偏って見てしまうことになる。 よって、本講義では宗教に関する知識を広く学びたい。特に、「宗教学Ⅰ」では、宗教の基本的な分類方法や、世界各地に存在する宗教について、その概要・歴史などを学んでいきたい。また、知識だけではなく坐禅を実習する時間を通して、自らの身と心を通して、先人が培ってきた実践法に触れ、今後のセルフコントロールに活かしていただきたいと願っている。
*「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目です。 |
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到達目標 | | 1:「建学の精神」を理解する 2:宗教の基礎知識を理解する 3:自らの生活や生き方に応用する |
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授業の内容・ 計画 | | 1、はじめに 本講義の主旨・内容 「建学の精神」解説と「宗教学」について 2、宗教の諸類型 3、神道の基本 4、神道に親しむために 5、ユダヤ教の基本 6、ユダヤ教に親しむために 7、キリスト教の基本(1) 8、キリスト教の基本(2) 9、キリスト教に親しむために 10、イスラームの基本(1) 11、イスラームの基本(2) 12、イスラームに親しむために(3) 13、宗教と現代 14、坐禅実習 15、まとめ 日本の宗教 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験のテストが80%、出席状況や授業態度が20%。それらを総合して判断する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習については特段要しないが、普段からテレビ・ネット等を通じて、宗教関連のニュースがあれば、興味を持つようにして欲しい。
復習については、講義時間中に各自で作ったノートを、整理して欲しい。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈テキスト〉愛知学院大学宗教研究会編『宗教と人間―真の生き方を求めて』大東出版社・2002年、定価1000円 〈参考文献〉『一冊でわかる イラストでわかる 図解宗教史』成美堂出版・2008年 他は講義の中で、適宜紹介する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問等については、各講義時間終了時にまとめて聞く。あるいは授業時間外であれば、教室や禅研究所(7号館裏)・研究室(2426)等で聞き、メール等も受け付ける。 |
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備考 | | 授業中の私語・飲食、携帯電話・スマホ等の通話・操作・内職などは厳禁。 講義方法は、教科書と板書を併用する。 坐禅実習は坐禅堂の都合により日程が変更される場合がある。 |
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更新日付 | | 2015/02/08 13:20:46 |