開講年度2015
科目名宗教学Ⅰ
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者菅原 研州
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
宗教と人間
科目のねらい
 日本の宗教を一年単位で見てみると、年始には初詣、お盆・お彼岸にはお墓参り、ハロウィンやクリスマスを楽しみ、年末には除夜の鐘と、宗教に因んだ様々な行事がある。一生涯で見てみても、生まれてから神社に七五三に行き、受験の時には天満宮にお参りし、結婚式では夫婦で神に永遠の愛を誓い、葬式の時にはお坊さんに来てもらうというイメージがあるように思う。この雑多な様子が日本の宗教だが、それをそうだと知らずにいる場合、いたずらに宗教を偏って見てしまうことになる。
 よって、本講義では宗教に関する知識を広く学びたい。特に、「宗教学Ⅰ」では、宗教の基本的な分類方法や、世界各地に存在する宗教について、その概要・歴史などを学んでいきたい。また、知識だけではなく坐禅を実習する時間を通して、自らの身と心を通して、先人が培ってきた実践法に触れ、今後のセルフコントロールに活かしていただきたいと願っている。

*「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目です。
到達目標
1:「建学の精神」を理解する
2:宗教の基礎知識を理解する
3:自らの生活や生き方に応用する
授業の内容・
計画
1、はじめに 本講義の主旨・内容 「建学の精神」解説と「宗教学」について
2、宗教の諸類型
3、神道の基本
4、神道に親しむために
5、ユダヤ教の基本
6、ユダヤ教に親しむために
7、キリスト教の基本(1)
8、キリスト教の基本(2)
9、キリスト教に親しむために
10、イスラームの基本(1)
11、イスラームの基本(2)
12、イスラームに親しむために(3)
13、宗教と現代
14、坐禅実習
15、まとめ 日本の宗教
評価方法
(基準等)
定期試験のテストが80%、出席状況や授業態度が20%。それらを総合して判断する。
授業外の学修
(予習・復習)
予習については特段要しないが、普段からテレビ・ネット等を通じて、宗教関連のニュースがあれば、興味を持つようにして欲しい。

復習については、講義時間中に各自で作ったノートを、整理して欲しい。
教科書・
参考書
〈テキスト〉愛知学院大学宗教研究会編『宗教と人間―真の生き方を求めて』大東出版社・2002年、定価1000円
〈参考文献〉『一冊でわかる イラストでわかる 図解宗教史』成美堂出版・2008年
 他は講義の中で、適宜紹介する。
参照URL
質疑応答
質問等については、各講義時間終了時にまとめて聞く。あるいは授業時間外であれば、教室や禅研究所(7号館裏)か研究室(2426)等や、メール等でも受け付ける。
備考
授業中の私語・飲食、携帯電話・スマホ等の通話・操作・内職などは厳禁。
講義方法は、教科書と板書を併用する。
坐禅実習は坐禅堂の都合により日程が変更される場合がある。
画像
ファイル
更新日付2015/02/08 13:18:40