開講年度2015
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬品分析化学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 月曜日 4時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な基本的知識を修得する。試料中に存在する物質の種類および濃度を正確に知るために、化学平衡とそれに基づいた各種の容量分析の基本的知識、代表的な分光分析法と分離分析法の基本的知識を修得する。さらに、日本薬局方収載の定性試験や定量法に関する基本的知識を修得する。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1分析化学とは
有効数字を考えた基礎的な計算ができる。バリデーションを理解する。試料前処理法を理解する。
C2-2
2酸と塩基
化学平衡と平衡定数について理解する。酸塩基理論を理解する。pHによる分子形とイオン形の変化について理解する。
C1-3, C2-1
3酸塩基平衡
酸解離定数と塩基解離定数を用いたpHの計算ができる。緩衝液について理解する。
C2-1
4酸塩基滴定
滴定の原理を理解する。酸塩基滴定と非水滴定について理解する。
C2-2
5酸化還元平衡
酸化還元理論を修得する。酸化還元電位を理解し、計算できる。
C1-3, C2-1
6酸化還元滴定
酸化還元滴定とジアゾ滴定について理解する。
C2-2
7錯体(キレート)生成平衡と錯(キレート)滴定
錯体と錯イオン、安定度定数を理解する。キレート滴定について理解する。
C2-1, C2-2
8沈殿平衡と沈殿滴定
溶解度と溶解度積を理解する。沈殿滴定について理解する。
C2-1, C2-2
9分光分析法とは
電磁波について知る。光の吸収と電子遷移について理解する。
C1-1
10分光分析法
紫外可視吸光度測定法と蛍光光度法について理解する。
C3-1
11分離分析法とは
分離分析の原理と基礎理論を理解する。
C2-2
12分離分析法
各種クロマトグラフィーと電気泳動法について理解する。
C2-2, C2-3
13日本薬局方収載の分析法
定性試験、確認試験、純度試験、重量分析法、生物学的定量法を理解する。
C2-2
授業の方法・方略
受動的に講義を聴講するだけでなく、練習問題を課題として取り入れることにより、講義内容の早期理解と知識の定着を目指す。
成績評価及び
フィードバック方法
期末試験(100%)で評価する。
教科書
教科書:コンパス分析化学(安井裕之編)(南江堂)
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
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更新日付2015/01/16 15:01:37