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科目のねらい | | この実習では、人文科学系博物館の資料の取扱いに関する基本的な知識と技術を学ぶことを目的としており、学内での毎週の実習に加え、講義期間外の調査や学外の博物館施設の見学を実施する。館務実習期間に予想される諸作業を学内で一通り実施あるいはシミュレートすることにより、次年度の「博物館実習(館務)」が円滑に行われることを期待したい。 |
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到達目標 | | 館務実習の前段階としての指導を行い、次年度の「博物館実習(館務)」とともに、館務実習に不安なく臨める自信と自覚を得ることを目的としている。 |
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授業の内容・ 計画 | | (1)軸装作品の扱い(明園 劉担当) (2)額装作品の扱い (3)冊子本・巻子本の扱い (4)裏打ちの技法 (5)裏打ちの技法 (6)陶磁器の扱い (7)陶磁器の修復技法 (8)陶磁器の修復技法 (9)能面の扱い (10)復習 (11)美術資料の扱い(石黒担当) (12)館務実習先の検討:レポートの課題提示 (13)絵画の扱い (14)仏像について (15)彫刻の扱い (16)彫刻の扱い (17)写真撮影 (18)写真撮影 (19)見学実習の事後指導 (20)復習
(21)民俗資料と民具研究について(蛸島担当) (22)4年生による館務実習体験の報告 (23)見学実習の打ち合わせと上野の博物館群について (24)実測図作成について (25)実測作業1(レイアウトの決定) (26)実測作業2 (27)実測作業3 (28)実測作業4(トレース) (29)諸民具の名称と用途の確認 (30)見学実習事後指導。次年度のレポートの予告
上記学内での実習に加え、愛知県・奈良・京都・東京での見学実習を行う。 |
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評価方法 (基準等) | | 実習参加態度とレポートによって評価する。評価の配分はそれぞれ5割とする。なお、単位認定は博物館実習(館務)と一括してなされる。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予告されている毎週の授業内容に即して、報告の準備と復習が必要になる。夏季休暇中には実習を希望する博物館を訪問し、見学結果を記録するとともに、実習申し込み方法を確認(館によって例外あり)する。春休み前には、次年度の「博物館実習(館務)」のレポート等の予告をするが、春休み中に、自然観察会、町並みウオーキング等への参加が必要となる。 |
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教科書・ 参考書 | | 【教科書】 飯倉晴武著 『古文書入門ハンドブック』 吉川弘文館 1993 2,500 円 【参考書】※各自が購入する必要はない 工藤員功編 『絵引き 民具の事典』 河出書房新社 2008 西川杏太郎・田辺三郎助・登石建三監修 『美術工芸品の保存と保管』フジテクノシステム 1993 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 目的を同じくする者同士、質疑応答の内容は共有されるべきであり、授業時間内に遠慮なく質問してほしい。個別に質問した方がよい内容については、各担当者のオフィスアワーその他、適時質問されたい。 |
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備考 | | 学芸員になるという明確な目的意識をもった者のみを対象とすることはいうまでもない。無遅刻、無欠席を原則とする。 |
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更新日付 | | 2015/02/10 19:06:19 |