開講年度2015
科目名宗教学概論
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別通年
対象学年2年
担当者岡島 秀隆
単位数4
曜日・時限通年 金曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
宗教学の応用篇
科目のねらい
 現代社会は国際化と情報化が進行している。また、現代人の距離感覚と時間感覚は交通移動技術の進歩に伴って大いに変化している。価値観はますます多様となり、現在という意識は瞬く間に過去へと後退する。
 そうした激動の時代の中で、確固とした人間形成の核となるものを求めるとすると、やはり過去の歴史をたどり、普遍的価値に思いを馳せることになる。世界のさまざまな宗教には、そうした現代人の要求に応え得る智慧が蓄積されている。
 本講義では、宗教に関する学説や本質を学び、世界の諸宗教を概観する。また、日本の宗教、殊に仏教・禅に焦点をあててみる。さらに、人間の生きる知恵を学ぶため、宗教者の言葉をとりあげ、その解読から人間の真の生き方も考えてみる。
 ときには全国の教員試験一般教養、専門教養の公民科の過去問題もとりあげて宗教に関する出題傾向をながめてみる。なお、視聴覚授業もとり入れる。
到達目標
1.宗教に関する一般教養としての知識の修得
2.人間の真の生き方を探求する姿勢の養成
3.多様な価値観を受け入れる広い視野の育成
授業の内容・
計画
(I)教員試験過去問題の概要
(II)世界の宗教
 1.古代宗教
 2.ユダヤ人の宗教
 3.キリスト教
 4.イスラーム教
 5.ヒンズー教
 6.中国人の宗教
(III)日本の宗教と禅
 1.神道と神道系の諸教団
 2.仏教と仏教系の諸教団
 3.インドの禅
 4.中国の禅宗
 5.日本の禅宗
 6.禅問答について
(IV)現代社会と宗教
(V)日本人の宗教意識
評価方法
(基準等)
定期試験(80%)と授業中の学習態度など平常点(20%)で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
予習 テキストを予め熟読し、その上で不明瞭な点は下調べしておくこと。
復習 授業内容をノートにまとめ、不明点は質問したり、自習して補っておくこと。
教科書・
参考書
(テキスト)井上順孝『図解雑学宗教 最新版』(ナツメ社 2011年 1400円)
(参考文献)末木文美士『雑学3分間仏教』(PHP研究所 2005年 1,200円)
田上太秀『図解ブッダの教え』(西東社 2010年 700円)

過去問題などのプリントは当方で用意し配布する。
参照URL
質疑応答
質問は、原則としていつでも受け付けるので、積極的に行うこと。
備考
授業時間外の質問などは研究室(2428)に来て下さい。
画像
ファイル
更新日付2015/02/09 14:49:37