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科目のねらい | | 学校図書館は「図書館資料」を収集・整理・保存し、それを児童・生徒および教職員の利用に供することにより、学校の教育課程の展開に寄与し、児童・生徒の健全な教養を育成することを目的としています。学校における教育改革、授業改善の進行とともに、現代の学校図書館は、ただ単に読書材・教材を提供するといったものから、各種のメディアを活用した教育・学習に関する諸種の資料を開発し、生産するといったもへと移行することが期待されている。とりわけ、21世紀の生涯学習社会、高度情報社会では、学校図書館が当該学校のリソース・センター、すなわち学校の教育活動に関わる各種の情報提供や教材開発の中核機関として、公共図書館などの他の情報提供機関との連携を図りながら、その役割を果たさなければなりません。 本講義の目標は、学校の教育活動を効果的に展開するため、学習指導の面から学校図書館及び司書教諭の役割についての基本的事項を理解することにあります。 |
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到達目標 | | 高度情報社会におけるリソース・センターとしての学校図書館を効率的に機能させ、子どもたちの積極的な学習を支援するための基礎的な知識・技能の習得し、実践的に活用するための態度や能力を形成すること。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1 本講義を学ぶにあたって~教育改革とこれからの学校図書館~ 2 学校図書館の機能と目的~学校図書館法、ユネスコ学校図書館宣言等から~ 3 学校図書館の教育的機能の歩み①~H.マン、J.デューイに学ぶ 4 学校図書館の教育的機能の歩み②~新教育運動に学ぶ 5 日本の学校図書館の歩み~学習指導の観点から~ 6 新学習指導要領と学校図書館 7 学校図書館と利用指導 8 学校図書館と読書指導 9 学習センターとしての学校図書館~学習活動支援の側面から~ 10 資料センターとしての学校図書館~情報活用教育の側面から~ 11 特別活動と学校図書館 12 総合的な学習の時間と学校図書館 13 司書教諭と学校司書の連携 14 教職員への情報サービス 15 学校図書館支援センターとの連携 16 定期試験 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(70%)、小テスト並びに授業参加への積極性(30%)で評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 月刊『学校図書館』等を参照して、現在の学校図書館の状況を把握することに努めてください。 授業後、毎回の授業内容について、ノートのまとめをしてください。 |
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教科書・ 参考書 | | テキストは指定しません。 参考文献:渡辺重夫著『学習指導と学校図書館』(学文社、2000年、定価1800円+税)、塩見昇ほか著『学習社会・情報社会における学校図書館』(風間書房、2004年、6000円+税)。その他授業で随時提示します。 なお、学校図書館の実践的活動を掲載している月刊『学校図書館』の記事を参考資料として随時配付します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 月曜日12:40~13:30。WebCampusⅢ等を利用して、井上まで連絡ください。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/11 10:10:18 |