サブタイトル | | |
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科目のねらい | | これから法学部で学んでいこうという1年生にとって必要となる、法学の基本的な考え方や調査・分析手法、レポート作成方法などを実践的に習得させるとともに、大学の授業の特色である演習というスタイルを体験することを通して、討議の場におけるプレゼンテーション・コミュニケーション能力を養う。 |
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到達目標 | | 法学の基本的な考え方および文献・判例の調査分析方法を習得し(社会に関する知識・理解、情報リテラシー)、それを用いて、他の受講生と協力しながら(チームワーク)、法的問題を発見し、調査・分析を行い(論理的思考力・問題解決力)、その成果をレジュメにまとめて口頭で報告し、質疑応答および討論を行える(日本語でのコミュニケーション・スキル)ようになることを目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 前半は、全員に課題を与え、その結果につき、こちらからアドバイスをしたり、逆に質問に答えてもらったりすることで法学学習に関する基礎的能力を養う。主な内容としては以下の通りである。 1、新聞記事から興味のある法律問題を探す 2、選んだ法律問題がどの法学分野に関連するものか区別する 3、関連する法律文献を図書館で探し、リストをつくる 4、論説文を読んで、自分の主張を論証する文章の組み立て方を学ぶ 5、法律の条文を読んで、何が定めてあるかを整理する 6、判例を通じて条文の解釈の仕方を学ぶ 後半は、現在の社会で起こっている法律問題の中から、興味のある問題ごとにグループに分かれ、各人でテーマを分担し、関連する法律・文献・判例などを調査・分析し、レジュメを作成・提出する。そして、班ごとに事前に配布したレジュメに基づいて報告を行い、他の班員はレジュメをもとに予習してきた上で報告に対する質疑を行い、最後に全員で討論を行う。このように演習本来のスタイルに切り替えることにより、討議に関する諸能力を養う。 演習終了後、各自、報告の成果をレポートにまとめて提出する。 より具体的な内容・進行については、第1回目の演習時に、参加学生の興味・関心をふまえて決めることとする(備考を参照しなさい)。 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回の演習への各自の貢献度50%・演習終了後提出のレポート50%(演習での報告の実施を提出条件とする)。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業時間外における個人・グループでの活動が重要となるので、他の受講生と協力しながらしっかりと取り組むこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 毎回必ず、入学時に配布された『法学ガイドブック』と、1年次の専門教育科目用に購入した小型六法を持参すること。他の参考文献については、演習の際に必要に応じて指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 火曜4限のオフィスアワーに6520研究室にて行う。 |
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備考 | | 1回目の演習において、全員に、自分が具体的にどのような法律問題に興味を持っているのかにつき、その理由も含めて述べてもらうので、あらかじめ考えた上で臨んでいただきたい。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 19:13:52 |