開講年度2015
科目名特殊講義Ⅸ金融商品取引法/特殊講義Ⅲ金融商品取引法
(全)開講学科法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者武田 典浩
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
金融商品取引法の考察
科目のねらい
 本講義は金融商品取引法の考察する。複雑怪奇な条文、膨大な知識を叩き込むようなことはせず、基礎の部分だけを取り上げて講義をする。
到達目標
① 新聞の経済欄、経済ニュースを聞いて理解できるようになる。
② 金融業界就職志望者には、金融業界の現在を理解できるようになる。
③ デリバティブ取引の具体的な仕組みなどは担当者の手に余るため、証券会社の寄付講座を聞くなりして理解を深めてほしい。
授業の内容・
計画
第1回 総論(制定史、金融商品の定義)
第2回 金商法の特色(他の法律との関係)、取引の仕組み
第3回 不公正取引1(インサイダー取引、短期売買差益)
第4回 不公正取引2(相場操縦、損失補塡、一般規定)
第5回 発行市場規制1(流通市場との違い、有価証券届出書(適用範囲、開示内容))
第6回 発行市場規制2(取引規制(目論見書交付))
第7回 発行市場規制3(エンフォースメント)
第8回 流通市場規制1(取引規制)
第9回 流通市場規制2(有価証券報告書)
第10回 流通市場規制3(エンフォースメント)
第11回 企業買収(公開買付、大量保有報告書)
第12回 金融商品取引業者
第13回 有価証券関連業務
第14回 自主規制機関、投資運用
第15回 その他関係者、市場の監視・監督
評価方法
(基準等)
 学期末試験による。
授業外の学修
(予習・復習)
 金商法は複雑な規制であり自習するには難儀であるから、予習よりも復習に力を入れればよい。
教科書・
参考書
教科書:近藤光男ほか『基礎から学べる金融商品取引法 第3版』(弘文堂、2015年)
参考書:河本一郎ほか『新・金融商品取引法読本』(有斐閣、2014年)
参照URL
質疑応答
 オフィスアワーを設けることは不可能であるため、質問は講義前後に行うこと。
備考
 会社法を全く学修していない者は履修をすべきではない。
画像
ファイル
更新日付2015/01/20 20:15:55