開講年度2015
科目名労働と法
(全)開講学科現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者三田村 浩
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
労働基準法を中心とした働くための知識
科目のねらい
労働法における学説及び判例の検討を通じて、単に法的知識の習得だけでなく、リーガルマインド(法的思考力)も養う。労働基準法のほかに、個別的労働関係法の分野に属する男女雇用機会均等法、育児・介護休業法等についても学び、憲法、民法及び商法(会社法)との関連も考察することによって、社会で役立つ幅広い知識を習得する。
到達目標
労働基準法を中心とした雇用関係法について学び、労働者の身を守るべく職場のルールについて考察することにより、職場のトラブルに適切に対処できるようになる。また、判例等にみられる同法の争点について学び、判例法理について考察することにより、実務を踏まえた法的対処ができるようになる。
授業の内容・
計画
講義内容は、指定教科書の項目に沿って基礎事項から応用事項まで、講義形式で学習する。定期試験以外に、中間試験(確認テスト)も評価対象とする。講義内において毎回課題を設定し、コメントとして提出してもらう。
1.労働法体系
2.募集・採用
3.労働契約の基本原理
4.平等原則
5.就業規則
6.パートタイム労働者、外国人労働者
7.賃金
8.労働時間、確認テスト(予定)
9.休憩、休日および休暇
10.安全衛生ならびに災害補償および損害賠償
11.女性労働者
12.年少労働者
13.労働契約の終了、確認テスト(予定)
14.整理解雇
15.まとめ
評価方法
(基準等)
確認テストの成績、コメント点、定期試験の成績で評価する。確認テストに対する評価20%、コメントに対する評価30%、定期試験に対する評価50%。
授業外の学修
(予習・復習)
1~14回までは、各授業内容について、教科書の該当箇所の精読(予習)と整理(復習)を行う。
15回目は、全講義の内容整理を行うこととする。
教科書・
参考書
〈テキスト〉入門者向
安枝英訷・西村健一郎『労働法(第12版)』有斐閣双書 2014.12¥2,300

〈参考文献〉入門者向
中窪裕也・野田進『労働法の世界(第10版)』 有斐閣 2013.4 ¥3,400 【366.1/01016】
その他、参考文献は開講時に指示する。
参照URL
質疑応答
授業終了前に質問時間を設け、受け付ける。
備考
この科目の履修を効果あるものにするには、この科目が扱う労働問題に強い関心があることが望ましい。授業中の私語、及び携帯電話の操作は一切禁止する。
画像
ファイル
更新日付2015/02/12 16:10:17