開講年度2015
科目名国際法Ⅰ(総論)A
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者尋木 真也
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
国際社会における法の役割
科目のねらい
 国際社会においては、地球温暖化などの環境問題、TPPなどの経済問題、戦争やテロなどの安全保障問題など、常にさまざまな問題が生じている。日本も例外ではなく、そのほかにも近隣諸国との領土問題(竹島・尖閣諸島、北方領土)や漁業・捕鯨問題など、常にさまざまな国際問題に取り組んでいる。こうした諸問題に関する規律を行うのが、国際法である。国際法Ⅰ(総論)Aでは、主に国際法の基本となる法源や主体などの学習を通じて、こうした国際問題に通底する法の基礎理論や共通規則について勉強する。
到達目標
 国際法の基礎知識の修得を第一義的な目的とする。そのうえで、その知識をもとに、現実に生じているさまざまな国際問題について、国際法の観点から評価し考える能力を身につけることを目標とする。
授業の内容・
計画
 この講義では、下記の授業計画のとおり、国際法の一般的な教科書に書かれている内容を体系的に勉強する。こうした勉強を行いつつ、適宜時事的な問題を取り上げることで、現実の国際社会において、国際法がいかなる役割を果たしているかについての認識を深めてもらう。
1 ガイダンス
2 国際法とは
3 法源:条約、慣習法
4 国際法と国内法の関係
5 国際法主体:国家
6 国際法主体:国際機構、個人
7 条約法
8 国家の基本的権利・義務
9 国家管轄権
10 国家承認・政府承認と国家承継
11 主権免除と外交特権
12 国家領域
13 海洋法:海域別法制度
14 海洋法:分野別法制度
15 まとめ
評価方法
(基準等)
原則として、定期試験(100%)により評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
<予習>①普段からニュースや新聞を見るようにし、さまざまな国際問題について自分の考えをもつ。②特に日本のかかわる国際問題について、国際法がどのような役割を果たしているか普段から考えておくようにする。
<復習>①授業中に配布した資料をファイリングする。②授業中に配布資料にメモを取るようにし、あとで見てもわかるように授業のあった日にメモを修正・補足する。③わからない点があれば本やインターネット等で調べ、それでもわからない場合には教員に質問する。
教科書・
参考書
<教科書>毎回レジュメを配布する。詳細については初回の授業で説明する。
<参考書>島田征夫編『国際法学入門』(成文堂、2011年)
<条約集>初回の授業時に指示する。
参照URL
1.外務省ホームページ
質疑応答
授業の前後(授業教室)およびオフィスアワー(木曜2限、研究室)
備考
画像
ファイル
更新日付2015/02/11 22:24:13