サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 企業の活動を規律する会社法の存在意義をつかむことができる。 企業活動そのものへの見聞を広めることができる。 |
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到達目標 | | この講義は、会社法はどのような領域を規制しているのか、そのような規制が設けられている意義は何なのか、その他の規制との相互関係はどうなっているのか、などをひととおり理解できることを目的とします。 みなさんの中で、現時点で会社法になじみのある人はほとんどいないでしょう。しかし、大学を卒業して民間企業に就職する、進学、公務員試験や各種資格試験を目指すとなると、会社法の知識が要求される場合も少なくありません。さらに、自ら起業しようと考えている人には、必須の知識となってくるでしょう。日々の経済ニュースにも、会社法に関する内容が多く登場しています。それだけ会社法は、重要な地位を占める法律の一つであるといえるでしょう。そのような会社法を学ぶことは、経済の動向にも、少し目を向けてみるきっかけとなるでしょう。 条文数は多く、裁判例や学説の争いも多い学問領域ではありますが、丁寧に条文を参照し、わかりやすい講義を心がけていきます。 |
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授業の内容・ 計画 | | 会社法Ⅰ・Aでは、以下の部分を学習します。
1~2. 会社法総論(会社法の規制領域、会社の法的意義など) 3~4. 株式会社の特徴(株主有限責任、所有と経営の分離など) 5~6. 会社の商号・使用人・登記 7~15. 会社の設立(設立の意義と手続き、発起人・発起人組合、違法な設立・会社 の不成立、設立に関する責任など)
普段から、資料に目を通し、条文を引く作業を惜しまないでください。 |
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評価方法 (基準等) | | 原則として、定期試験の成績により評価します(下記小テスト実施の場合80%)。 学期途中に、小テスト実施の有無を判断します。実施された場合、小テストの成績は、定期試験の成績の加点要素として取り扱います(全体の20%相当予定)。 講義中、質問を促し、積極的に発言をした者にはその意欲を評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 法律学は、積み重ねの学問ですから、わからないことがあれば、はやめにテキスト等で見直しておきましょう。 また、毎回の授業初めに設定している【review】(前回分の講義要点のフィードバック問題)を活用しましょう。 |
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教科書・ 参考書 | | 条文を参照するため、最新の六法(平成26年改正が反映されている必要があります)は、毎回、必ず持参してください。 テキスト:伊藤靖史ほか『リーガルクエスト 会社法〔第3版〕』(有斐閣 2015年3月刊行予定 2,900円) 参考文献:初学者を想定して書かれたものとして、竹濵 修 著『基礎クラス+α 会社法』(法律文化社 2010年11月 2,835円)【325.2/01192】、重要判例の参照として、江頭憲治郎ほか編『会社法判例百選〔第2版〕』(有斐閣 2011年9月 2,280円)を挙げておきます。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問等のある方は、研究室を訪ねてください(研究室:6517、オフィスアワー:木曜4限)。 |
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備考 | | この講義の取り扱う内容は、主として会社法の総論、設立に関する部分となります。会社法の全体的な枠組みを理解するためにも、引き続き会社法Ⅰ・Bおよび会社法Ⅱを履修することが望まれます。 当たり前のことですが、講義中は、私語や携帯電話の操作などは厳禁です。 |
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更新日付 | | 2015/02/10 23:18:06 |