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科目のねらい | | 法律を初めて学習する1年生のために、近代法の基本原理、法律一般や主要な法律の基礎的な概念を理解してもらうと同時に、法的な思考方法に親しんでもらうことをねらいとする。 |
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到達目標 | | まず法律、とりわけその条文に慣れてもらうことから始めて、それから近代法の基本原理、法律学一般に共通する基本問題、主要な法(とりわけ、憲法、民法、刑法)の基本原則をできるだけわかりやすく説明し、今後より詳しく法律を勉強するための基礎固めを行う。受講生が法律を読んで大体の意味が理解できるようになること、基本的な法律用語を使って例えば契約などの基礎的な法的事象を説明できるようになることを目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.法律とは何か、法学とは何か。 2.法律の条文をどう読むか―法的原理と読み方のルール 3.近代立憲主義―その思想と基本原理 4.近代市民法の基本原則―法的人格、私的所有権、契約の自由、過失責任主義 5.近代市民法原則の修正(1) 6.近代市民法原則の修正(2) 7.憲法の基本原則(1)―人権について 8.憲法の基本原則(2)―統治機構について 9.民法(財産法)の基本原則(1)―法的人格、意思表示、法律行為 10.民法(財産法)の基本原則(2)―物権と債権 11.刑法の基本原則(1)―罪刑法定主義 12.刑法の基本原則(2)―構成要件、違法性、責任 13.法の解釈の仕方 14.法源について(1)―法の種類など 15.法源について(2)―法の効力関係など
レジュメを配布し、それを基に講義形式で授業を行う。 |
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評価方法 (基準等) | | 学期末の定期試験(100点満点)によって評価する。また1回小テストを実施し、10点満点で採点し、定期試験の点数に加算する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業において、次回までに読んでくるべきテキストの箇所を指示するので、必ず読んできてほしい。授業には必ず出席し、ノートとレジュメ、及びテキストによって復習すること。 |
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教科書・ 参考書 | | (テキスト)伊藤正己・加藤一郎編『現代法学入門』(第4版)有斐閣(有斐閣双書)、2005年3月、¥1200+税。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 原則としてオフィス・アワーで対応する。火曜日3限、私の研究室(6516)にて行う。ただし、それ以外の時間でも、質問に対応できるときにはいつでも対応する。 |
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備考 | | 必ず六法全書(小型のものでよい)を授業にもってくること。 授業中の私語は厳禁する。授業中の携帯電話操作は禁止する。 単位認定は、評価方法で示した基準のみで行う。 |
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更新日付 | | 2015/02/09 11:02:57 |