開講年度2015
科目名国際ビジネス論A/国際ビジネス論
(全)開講学科商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
総合政策学科 2008-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者神田 善郎
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
国際ビジネスの場で行われる諸活動を理解するための基礎
科目のねらい
 経済のグローバル化に伴い、ビジネスは多面的に展開される。国際関係を軽視した経営活動の展開は困難である。
 本講座では、グローバル企業の経営者を目指す学生、国際企業へ就職し、管理職、経営者へのステップアップを目指す学生、または経営者を志す学生に向け、国際ビジネスに関する基礎的な講義を行う。
 講義では、できるだけ事例や演習を取り入れ、学生の想像力を助ける予定である。
 マネジメントの現場に近い情報素材を提供し、国際ビジネスの概要を理解できるように講義を進める。
 なお、学生の理解や講義の進捗により、シラバスに沿わない内容を展開することもある。
到達目標
 国際ビジネスで行われている経営行動を学び、取引における意思決定、アライアンスの事例を考察することにより、社会人に求められる職業人的要件が理解できるようになる。
知識 ; 日常で行われている経営の概要が理解できる水準を目指す。
態度 ; 自分の考え方をわかりやすく他人に説明できるために、真摯に学ぶこと。自主的にメモを取る訓練を行う。
      周りに迷惑をかけない自分が見えるようになること。
技能 ; 要点を簡潔に整理できるようなコツを見つけることにより、問題発見と問題解決の能力を養う。
授業の内容・
計画
1.オリエンテーション 講義の進め方
2.ビジネスの国際化1 需要と供給。内需と外需
3.ビジネスの国際化2 海外進出・事業展開
4.ビジネスの国際化3 グローバル情報システム
5.ビジネスの戦略  市場開拓
6.内部管理 モチベーション
7.事業展開 アライアンス
8.事業展開 事例研究
9.事業展開 買収と合併
10.事業展開 多国籍化
11.事業展開 事例研究
12.新産業の創生 ボーングローバル企業
13.新産業の創生 事例研究
14.異文化交流と事業
15.まとめ
評価方法
(基準等)
・講義の中で行う小テスト(50%)と期末テスト(50%)で評価を行う。
・授業中の私語は禁止。私語の多い学生には退出を勧告することがある。
授業外の学修
(予習・復習)
・当日学んだ事柄の復習を勧めます。積み重ねが大切です。
・日本経済新聞の見出し記事だけでもよいので、日々の変化を拾い読みしましょう。
教科書・
参考書
教科書  講義は独自資料を用いて、パワーポイントで行います。
参考書
入門向き;梶浦正己編著「グローバル・ビジネス」文真堂、2010年、¥2800円(税別)。中田信也哉「ロジスティクス入門」日本経済新聞社、2012年、¥860円(税別)。
やや高度だが読む価値あり;篠原健一「アメリカ自動車産業」中央公論社、2014年、¥780円(税別)。佐久間信夫編著「現代の多国籍企業論」学文社、2002年、¥2500円(税別)、ロナルド・ドーア「誰のための会社にするのか」岩波書店、2006年、¥800円。
参照URL
質疑応答
・講義の内外を問わず、質問歓迎。
備考
・後期に開講する「国際ビジネス論B」を続けて受講することを勧めます。
・国際マーケティングなど関連する科目を学習することは、理解のパワーアップにつながります。
・講義の要点をメモする、概念図を作成して知識を整理することが大切です。
画像
ファイル
更新日付2015/02/02 09:24:48